2017年にエマ・ワトソン主演の「美女と野獣」が実写版で公開されました。
しかし、その前に2014年にも実写版が公開されていたのを知っていますか?
あらすじやキャストが全然違うんです!
そもそも2017年はディズニー版ですが、2014年はフランス版なんですよ!
以下「フランス版」「ディズニー版」と書いていきます。
そこで今回この記事では、2014年と2017年の違いを比較したいと思います♪
2014年フランス版の「美女と野獣」もU-NEXTで観れるのでぜひ見てみて下さい♪
あらすじは違う?
フランス版とディズニー版のあらすじはどのようになっているのでしょうか?
フランス版は、野獣の過去に焦点が当てられており、ディズニー版は、1991年のディズニーアニメを実写化リメイクという形で作品化されています。
フランス版はフランスでは高く評価されているようですが、日本での評価はあまり高くないようです。
ディズニー版は、日本国内で公開されたミュージカル映画でも歴代1位となるヒットを記録しています。
それでは比較していきましょう!
フランス版 あらすじ
時代は1810年。ある商人がその船の遭難が原因で破産してしまい、6人の子供たちとともに田舎に引きこもります。末の娘のベルは、気立てが良く、優しい少女でした。 商人は商用で旅をしているうちに、恐ろしい目に逢い、野獣の不思議な古城にたどり着くのですが、薔薇泥棒の罪で死刑を言い渡されます。「薔薇をお土産に」とせがんでいたベルは罪悪感を感じて、父の身代わりになろうと決めるのです。 ところが、野獣の宮殿にやって来ても、ベルは危害を加えられませんでした。毎晩、野獣はベルに求婚するのですが、ベルは拒絶します。しかし、ベルは謎めいた野獣の秘密には興味をもつのです。 睡眠時に見る夢の中で、ベルは野獣の真実、悲劇を知ります。そして、野獣の呪いを解こうと決心するのです。それは真実の愛の発見でもありました。
引用元:https://ciatr.jp/topics/4619#index-1
こちらがフランス版 美女と野獣の予告編です。
ディズニー版 あらすじ
美しい少女ベル(エマ・ワトソン)は、父親で画家のモーリスと暮らしていました。ある日、モーリスはオルゴールを売りにでかけたまま行方不明となります。 モーリスは野獣の住む城へ迷い込み牢屋に閉じ込められていました。この野獣は、昔は城の王子でした。若くわがままな王子は乞食の醜さをあざ笑ったため魔女の怒りを買い、野獣の姿に変えられてしまったのです。 父親・モーリスを捜し森の中を進むベル。ベルは、父親を助ける代わりに城に残ることになり、野獣と家具になった召使いたちと共に暮らすようになります。同じ時間を過ごすことで、野獣のふとした優しさを感じたベルは、少しずつ彼に愛情を示すようになるのでした。 そんな時、ベルに恋する街の暴れ者ガストンは、野獣が恐ろしい魔物であると街の住人を先導し城に襲いにやってきます……。
引用元:https://ciatr.jp/topics/33904#index-1
もっと詳しく書いたものもありますので、こちらもご覧ください♪
https://movie-tjx.xyz/2020/04/26/bijyotoyajyuu-douga/
あらすじから違いが分かりますよね。
キャストは?
キャストはどうでしょうか?
キャストの違いも見てみましょう。
フランス版 キャスト
- ベル役:レア・セドゥ
- 野獣・王子役:ヴァンサン・カッセル
- プリンセス:イボンヌ・カッターフェルト
- ベルの父親:アンドレ・デュソリエ
- ベルの姉アンヌ:オードレイ・ラミー
- ベルの姉クロチルド:サラ・ジロドー
- ベルの兄(長男)マキシム:ニコラ・ゴブ
- ベルの兄(次男)ジャン=バチスト:ジョナサン・ドマルジェ
- ベルの兄(三男)トリスタン: ルーカ・メリアーヴァ
- ならず者のペルデュカス:エドゥアルド・ノリエガ
- ペルデュカスの恋人(占い師)アストリッド:ミリアム・シャルラン
ディズニー版 キャスト
- ベル役:エマ・ワトソン
- 野獣・王子役:ダン・スティーヴンス
- ガストン役:ルーク・エヴァンズ
- ル・フウ役:ジョシュ・ギャッド
- モーリス役:ケヴィン・クライン
- ルミエール役:ユアン・マクレガー
- コグスワース役:イアン・マッケラン
- ポット夫人役:エマ・トンプソン
- ワードローブ役:オードラ・マクドナルド
- フェザーダスター役:ググ・バサ=ロー
こうやって比較してみると、フランス版は兄弟が出てきますが、家臣はおらず、ディズニー版は兄弟はいないですが、家臣が出てきます。
明らかに違いますよね!
声優さんキャストの違いは?
ディズニー版の声優さんたちは豪華だったのですが、フランス版ではどうでしょうか?
フランス版 声優キャスト
- ベル役:渋谷はるか
- 野獣・王子役:山路和弘
- プリンセス役:甲斐田裕子
- ベルの父(商人)役:塾一久
- アンヌ役:水野ゆふ
- クロチルド役:斎藤恵理
- マキシム役:田村真
- ジャン=バチスト役:小林親弘
- トリスタン役:須藤翔
- ペルデュカス役:斎藤次郎
- アストリッド役:早川舞
私の知識不足かもしれませんが、私の知っている人、誰一人いない‼︎と思ってしまいました。。でもフランス版を観た時に、声優さんたちの吹き替えが違和感がなかったので、気持ちよく観れました!
ディズニー版 声優キャスト
- ベル役:昆夏美
- 野獣(王子)役:山崎育三郎
- ガストン役:吉原光夫
- ル・フウ役:藤井隆
- モーリス役:村井國夫
- ルミエール役:成河
- コグスワース役:小倉久寛
- ポット夫人役:岩崎宏美
- アガット役:戸田恵子
別の記事でもご紹介したのですが、戸田恵子さんは「アンパンマン」の声で有名ですよね♪私はこの戸田恵子さんの声で育ってきました笑
ディズニー版の出だしのナレーションも戸田恵子さんなんですよ♪
ディズニー版との大きな違いは?
- ミュージカルみたいな歌がない
- ベルの家族設定
- 登場人物
- 王子が野獣になった経緯
- 家具にされた家臣がいない
ドレスの色が違う?
フランス版のドレスは、アイボリー、青、緑、赤と4色を使い分けて登場しています。
ディズニー版のドレスは、黄色のドレス1色なんです。
フランス版では色とりどりの衣装を使っていますが、主演のレア・セドゥの意見が取り入れたこだわりだそうです!
それぞれの評判は?
フランス版は、ディズニーのアニメと全然物語が違うので、つまらないといった声もあるようです。
また、主役のレア・セドゥはキレイと評判は高かったようですが、内容が大人向けに作られた作品なので、子どもたちがあまり分からず楽しめないという声もあったそうです。
ディズニー版の方は、主役のエマ・ワトソンが高評価で、アニメを超える出来だと大絶賛する意見が多くあったそうです。
「美女と野獣 実写版」を観るには?
まとめ
「美女と野獣」フランス版とディズニー版の違いをまとめました。
フランス版の方は野獣に焦点があたり大人向けの作品になっており、ディズニー版の方は、ディズニーアニメのようにミュージカル映画になっていて、違和感なく老若男女が楽しめる作品になっているようです。
私は両方見たのですが、ディズニー版の方がミュージカルを観ているみたいで楽しかったです。
まだ両方観られていない方のおすすめとしては、先にフランス版を見てからディズニー版を観られた方がより、楽しめます♪
私は逆に観てしまったので、楽しさが半減してしまいました。
フランス版とディズニー版、両方楽しみたい方はU-NEXTでせび観てみて下さい♪
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