イイ男のセオリーって何?! まさにCrazyでStupid~映画『ラブ・アゲイン』でイケてる男になる方法を知ろう!!~あらすじ・キャスト紹介(ややネタバレあり)

コメディ映画

この映画は、2011年に公開されたアメリカ映画で、原題は『Crazy, Stupid, Love.』♥
ちょっと下ネタの多いラブコメディです。好き嫌いは別れるかも!?

個人的に、たまにはこんな映画で息抜きをするのも楽しいかなと思います♪
ラブコメなのに、キャストがさりげなく実力派揃い。

あらすじ

ラブ・アゲイン [DVD]

主人公・キャル(スティーヴ・カレル)は、冴えない中年男
ある日、25年間連れ添ってきた妻・エミリー(ジュリアン・ムーア)に車内で「私は浮気をした」と告白をされショックを受け車から飛び降りてしまいます。
そして、2人は別居生活をすることになり、なぜかキャルが家を追い出されてしまいます。

毎日バーで飲んだくれるキャルでしたが、そのバーで毎日違う女性に声を掛けてはお持ち帰りをしている謎のイケメン・ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と出会います。
ジェイコブと知り合ったキャルは、ひょんなことからジェイコブのプロデュースで男らしく生まれ変わる計画を立てるのです!

さて、キャルはイケダンに変身して妻を取り戻せるのか!?

映画『ラブ・アゲイン』予告編【HD】 11/19(土)公開

キャスト(出演者まとめ)

キャル・ウィーバー役(スティーヴ・カレル)
冴えない中年男。服装や持ち物もセンスが乏しく、日ごろから気になるのは自宅の庭の芝状態。25年間連れ添った妻・エミリーには浮気を告白され……。
2人の間には娘と息子がいます。
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スティーヴの代表作『リトル・ミス・サンシャイン』『ゲット スマート』など。


ジェイコブ・パーマー役(ライアン・ゴズリング)
バーに繰り出しては、毎回異なる女性に声を掛けて持ち帰る、究極のブロンド・ハンティングマン。鍛え上げられた小麦色の肉体美まるでフォトショで加工したみたいな)と整った顔立ち、巧みな会話スキルで女性たちは秒殺でメロメロになってしまいます。

今回、ありえない程のイケメン役に挑戦したライアン。本作で、まさかの(?)ゴールデングローブ賞の 主演男優賞※ミュージカル・コメディ部門 でノミネートされました。
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ライアンの代表作『きみに読む物語』『ラ・ラ・ランド』など。


エミリー・ウィーバー役(ジュリアン・ムーア)
25年間キャルと連れ添って来ましたが、デイヴィットと浮気をしてしまいました。
しかし、更年期か性格か、優柔不断で常に心はゆらゆら不安定なのです。
彼女がコメディで不安定な役をやると、なんだか不思議な見え方をしますね(笑)
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ジュリアンの代表作『めぐりあう時間たち』『アリスのままで』など。


ハンナ・ウィーバー役(エマ・ストーン)
真面目な性格のハンナ。恋人のリチャードとは順調に思えましたが……?
そんな彼女が友人と訪れたとあるバーで、ジェイコブと出会います。ナンパされるものの、ハンナはなびかずその場を後にします。

ライアン・ゴズリングとは『ラ・ラ・ランド』での共演も記憶に新しいですね!
あの映画では真面目なシーンが多かったですが、こちらの映画は完全にコメディですので2人の可愛い交流が楽しめます♥
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エマの代表作『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、『ラ・ラ・ランド』など。


デイヴィッド・リンハーゲン役( ケヴィン・ベーコン)
エミリーの浮気相手。透明人間ではありませんが(笑)、映画の中ではちょっとおまけ的な存在感です。
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ケヴィンの代表作『フットルース』『JFK』『インビジブル』など


ケイト・タファティ役(マリサ・トメイ)
ジェイコブ開発後のキャルが、バーでナンパして射止めた相手
盛り上がり易く性に奔放で、キャルに夢中になりますが、キャルは……?
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マリサの代表作『いとこのビニー』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』など。
メイおばさん役が記憶に新しいですね。RDJの元カノ!?

モテる男とは?

最高にカッコいい男を演出するライアン・ゴズリング。
彼ってこんなにイケメンでしたっけと思うくらいの役を演じました。あらためて、役者さんって凄いなぁと思ってしまいました。こんな男性になら騙されてもいいと思う女性の気持ちがわからなくもない……(笑)

今回、モテ男ジェイコブがキャルに指導した点は主にコチラ

★まずは見た目から。そして・・・

・サイズの合った服を着る。
・スマートな仕草を演出する小物を持つ(マジックテープの財布は論外)

真面目に仕事をしてきたキャルでしたので、溜めていたお金をファッションやヘアスタイルにかけることができたのが前提ですね。
勿論、支払いはジェイコブがしている訳ではありません。

キャルが履いていた靴は、歩き易さ重視の靴で、会って直ぐジェイコブに投げ捨てられてしまいます。歩き易い靴は、健康のためにも選ぶ重要なポイントではありますが、靴がファッションの印象を大きく変えるのは本当の話
服がお洒落でも、靴が汚れていたりボロボロだとスタイリッシュには見えません。

そして服についてですが、こちらもたかが服されど服です。
オシャレな人の中には、わざと異なるサイズを着て上手に楽しむ方(ビリー・アイリッシュなど)もいますが、それはオシャレとして高度なワザであり、素人が一歩間違えるとかなり野暮ったいファッションになってしまいます。

例えば、ピカソは抽象画の前に模写が素晴らしかったからあの芸術が生まれたように、基本を知るということは大切なことなのです。
自身のサイズをしっかり認知しておくことで基本を整え、それからデザイン、またはTPOに応じてアレンジしていくと良いでしょう。ジェイコブはキャルにそういった基本から整える方法を教えています。

そして、マジックテープの財布はアウトドアなどシーンに寄っては実用性があるかもしれませんが、こちらもジェイコブ的にはアウト(笑)

百貨店などの店で支払いをするときに「ビリッ」と大きな音を出すのは、フレンチコース料理でスープを飲むときにすする音を出すくらいの恥ずかしさです。

また、もたつかずにスマートな仕草で支払いをした方が、大人の男として断然格好良いです。従来は、そのためにも長財布が良いとされて来ましたが、こちらは賛否両論です。近年は女性であれば特に「荷物が少なくコンパクト」であることが美人の掟と呼ばれるようになっており、トレンドとしてシンプルな折り畳み財布が注目されています。
荷物が少ない方が、重くないですし、探し物がすぐにみつかりスマートではありますね。男性においても、ジムに行くでもないのにいつも大きな荷物を抱えていたらちょっと格好悪いかもしれません。

財布ひとつにも「イイ男」ステータスがかかっているなんて何だか気が抜けませんが、「良い持ち物を持つ」というより「それを持った後に格好良さへ結び付くか」をゴールだと念頭に置いてアイテムを選ぶ癖を付けるとより効果がありそうです。

・お洒落な美容室のスタイリストに髪型を整えて貰う。
・筋トレをして心も身体も鍛える。

服装や靴などのアイテムでお洒落をしても、自分自身の変化とまだイコールにはなれません。これは、男女どちらにも言えることです。

アイテムでお洒落をしても、髪型はボサボサのままだったり、いつも同じヘアスタイルだったり、服装に寄って変化を出すことや女性ならメイクの色合い等も調整することで、改めてそのバランスが取れてきます。

男性にも等しく、髪型はプロのスタイリスト(といってもこれは相性もあると思いますが……)にトレンドの髪型を教わって実践してみることが大事です。流行を知ってから、自分にはこの部分はこうした方がよいかもしれないなどのアレンジを知っていけば、おのずとオリジナリティのあるセンスが磨けます。
基本を知らぬ内からのアレンジはタブーです。

そして、体のラインを引き締めるということも時間がかかりますが、ベース(自身の体自体)を軸のあるものにするということで、服をより着こなせるようにもなりますし、何より運動をすることで思考がポジティヴになり易いです。
ポジティヴな人間は、人を集めます!

・相手の興味を引き出す会話術を磨く。

最後に、とても基本的なこと。
ジェイコブはイケメンであると共に、巧みなトーク術が女性を落とす秘訣です。

モテない男性に多い失敗は、自分の自慢話を長々と話して「自分の素晴らしさ」を披露するもの。きっと自分を大きく良く見せたいという気持ちから来ているのだとは思いますが……これ、女性は感心するどころかドン引きしています。
例え「すごいね~」と話を聞いてくれる女性がいたとしても、きっと心の中ではこう思っています。「この話早く終わらないかな……」「とりあえず、否定せず持ち上げておくか」大体の女性がこんな感じのしたたかさも持っています。

これでは女性の心など易々と掴めません。

ジェイコブは、常に冷静なトーンでテンポよく話すため、聴いていて心地良さがあります。声のトーンや話す速さが相手に与える印象は、話の内容より大きいです。

そして、話す内容は相手に寄り添ってテーマを引き出すため、相手が興味のある話題に自然となっていきます。また、相手を褒めて立てる技術を上手く織り交ぜますので、相手が「この人と話しているとなんだか心地良いな」と思える空気を作ることができるのです。このバランス、理論を理解していても実践するのは結構難しいですよね。

結果として、「この人といると心地いいし、遊びなのは解っているけれどイケメンだし、記念に一晩共にしちゃってもいっか」なんて女性が思ってしまったらもうジェイコブの勝ちです(笑)

じゃあ、モテる男を落とす女とは?

これに関して言えば、人に寄って出る答えは違うと思います。

敢えて言うならば、定番ですが
「過去の女性たちとは異なるタイプ」なのではないでしょうか。

本作『ラブ・アゲイン』では、ジェイコブもハンナもお互いを異性としてはアリだけれど、別に本気で恋をする相手としては見ていないというところから始まります。
なので、関係が重くならずに親しくなります。ここ、お互いに依存していないし、飢えてもいないというところで、初歩的な段階の関係としてはベストですよね。

また、自分に容易く落ちるいつもの女たちとは違うということや、バーで毎晩酒を飲むパリピな女性ばかり見て来たジェイコブにとって、真面目で賢い女性・ハンナは今までと異なるタイプの女性で新鮮に見えたと言うことも恋を加速させた理由でしょうね。
そして、ハンナは真面目な性格とは裏腹に、何をするか解らない大胆さもあるので、そのギャップはジェイコブに刺激にもなったかもしれませんね。

ハンナの場合も、また然りでしょう。

人は、今まで経験したことのない出逢いに運命的な特別感を感じてしまうものです。
それを、恋だと錯覚するのだそうです。
錯覚……なのかしら?

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