【片想いの長いアナタにおすすめ!!】男女の友情から始まる恋愛は叶う?~映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』キャストまとめ~※ややネタバレあり‼

ラブストーリー映画

23回の7月15日だけを切り取ったラブストーリー。
友情と恋愛の狭間で、長きに渡り揺れ動き続けた2人のお話。

長い年月を経て、思い続けた人がいるアナタにだけ解る物語かもしれません。

あらすじ

物語は、1988年7月15日からスタートします。

23年。23回の7月15日。どの1日も、あなただけを見ていた―――。

真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。
はじめて会話を交わした時から魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選んだ2人。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。
それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。
そんなある年の“7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。運命の日が2人に近づいていた・・・。

Asmik ace オフィシャルサイト https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/1539

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映画『ワン・デイ 23年のラブストーリー』予告編

キャスト(出演者まとめ)

エマ・モーリー役( アン・ハサウェイ)

―――「誰かと寝ると、いつも笑うか泣くかよ」

恋も仕事もちょっと奥手なエマ。詩人を目指しています。
賢くて真面目な性格ですが、その性格が仇となってか石橋を叩く時間が長く、なかなか前に踏み出せないのが難点。しかし、踏み出したら彼女のペースに持って行ける能力があります。デックスに片思いし続けますが、彼が自分のことを真剣に考えてくれるとは思えず、男女関係ではなく友情関係を保ち続けます。

アン・ハサウェイの代表作
『プラダを着た悪魔』『マイ・インターン』『アリス・イン・ワンダーランド』など


デクスター・メイヒュー役デックス(ジム・スタージェス)

―――「テキーラのボトルを持って店を去るべきだね。退屈な仕事のために人生を投げ出すのか?」

学生時代、エマとはタイミングなどが合わず、恋仲にはなりませんでした。
しかし、何でも話せる親友になっていきます。上の台詞は、夢よりもメキシカン料理店でのバイトに時間を費やすエマへ向けて発せられた言葉でした。
自由奔放に生きるデックスなりの激励の台詞です。
デックスは、甘いマスクと軽薄な性格でいつも誰か女性が傍にいますが、本当は寂しがり屋で自信が無く、エマを支えているようでエマに支えられてもいるのです。

ジム・スタージェスの代表作
『ブーリン家の姉妹』『ラスベガスをぶっつぶせ』『鑑定士と顔のない依頼人』など


アリソン※デクスターの母親 役(パトリシア・クラークソン)

―――「あれはアラン・ドロンでは? Oh no, あなたのパパだわ」

美しく、儚く、あたたかく。
そんな素敵な母親で、デクスターにとっても最愛の人。
エマとデックスの友情関係についても、とても快く思ってくれています。

パトリシア・クラークソンの代表作
『エイプリルの七面鳥』『幸せのレシピ』『エデンより彼方に』など

男女の友情って恋愛に進展するモノ!?

友情関係からなかなか恋愛関係に進展しないことで悩んでいる世の片思い者たちは、きっと少なく無いはずです。私も以前はそうでした。

この2人の場合も、典型的な奥手女性がチャラ男に惚れて、長年思い続けるというところからスタート。何気ない友情から、そのうち心許せるただ一人の親友になっていくことで、お互いに唯一無二の存在になっていきます。
ただ、お互いに臆病であることから、自分をかばうあまり互いを傷付けて蓋をするようなやり取りが何度となく続きます。こうした優柔不断さは「今日と同じ日が明日もあって、自分の大切な人はこの先もそこに在り続ける」そうした幸せな思い込みで常に何事も先延ばしにしてしまい、気付いたときには手遅れになるという結果に結び付いてしまうのです。これも実体験がないと、1度や2度の経験では学べないこともありますが、実際に起こってからでは取返しがつかないので、考えとしては単純なようで困難ですね。その人間の決断力次第というべきでしょうか。

お互いに唯一無二の存在であることを見ぬフリせず、ちゃんと向き合い、友情の延長線上で男女関係になった方が、結婚すると上手くいくという実例もたくさんあります。実際、そんな人たちの方が始めから恋愛結婚した人よりも長く続いているように思えます。(※これはあくまで筆者の周りの人たちの場合です)

恋愛はドキドキが冷めるときがいつか来るけれど、友情は長ければ長いほどに濃く強く信頼という形で絆に変化します。結婚して夫婦になることが、生涯の伴侶してこの先の生活を全て共にする相手になると言うことならば、親友がその位置にいてくれるのは確かに心強いですよね。

痺れを切らしても、やってはいけないこと

因みに、エマはデックスへの気持ちが抑えきれず紛らわすために、好きでもない男性・イアンと同棲することがあります。こういった気の紛らわし方や嫉妬を引き寄せる駆け引きは、時にちょっと危険です。ストレート過ぎるアピールは確かに成就も難しいですし、もしかしたらこんな遠回しなやり方に好きな相手が妬いてくれて進展することも無きにしも非ずですが、他人も自分も傷付くことは間違いないです。

多くの男性は好きでもない女性を抱くことが出来ますが、女性は好きでもない男性に抱かれるのは苦痛である人が大多数です。

現実では、自分だけが物語の主人公ではないことを心に留めておかなければならないのです。

年代を追ってエマとデックスの変化する容姿もみどころ!

物語は23年間の彼らを追いますので、その年代のファッションや彼らのスタイルの変化も楽しんで観ることができます。2人とも美男美女なので、観ていて目に麗しいです。

また、最初は勉学にいそしんでいた為か少しダサ目な女の子だったエマも、歳や経験と共に少しずつ大人の女としてセクシーで美しく磨きがかかってきます。
学生時代からモテた色男デックスも、お洒落で洗練されていったり、精神的な落ち込みからやつれて無精髭を生やしたりと外見・内面ともに浮き沈みが激しく変化していきます。

個人的なお気に入りは、歳を重ねてからのエマのショートヘアー&デックスの白髪交じりヘアーでしょうか。自分の年齢とも重ねてみてしまうからですかね。ちょっとくたびれた感じがお互いに滲み出るセクシーさを醸し出しているように思えてしまいます。

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