今回は映画『セイフヘイヴン』の見どころや感想をまとめていこうと思います!ネタバレが満載な部分もあるので(わかりやすくネタバレありと表記しています)そこは作品の内容を知ってから見ることをお勧めします。
ネタバレ含むあらすじもまとめておりますのでぜひこちらもご覧ください!!
恋愛映画なのにサスペンス!?
『セイフヘイヴン』にはただキュンキュンする映画ではありません。ぱっと見、パッケージだけ見れば「ああ、純愛映画かな」「なんか素敵そう」と思いますよね。私自身もそう思っていました。なんか恋愛映画見たいなって気分だったので見てみたんです。
そうしたら最初の描写が恋愛映画らしくなかったんです。主人公であるケイティが土砂降りの雨の中、刑事から必死に逃げるシーンから始まるんです。最初からハラハラします。
主人公のケイティは指名手配にされ、近くに警察官が通れば警戒するんです。「いったいケイティは何をしたの?」「なぜこんな執拗に追われているの?」「そもそもなぜ今までの人生を捨てて、港にきたの?」と気になることがたくさん出てくると思います。
そして物語が進んでいくうちに色々と明らかになってくるんです。サスペンス、ミステリーという観点からでも面白いし楽しむことができます。
「ああ、そういうことか!」というスカッとすることもあるので、そこが見どころだと思いました!
映画を彩る素敵すぎる音楽たち!
セイフヘイヴンで主に使われている楽曲たちを紹介しようと思います。どれも映画を盛り上げる素敵な楽曲です。
- Trisutan Prettyman/say Anything
予告動画の前半に流れている曲です。あと主人公のケイティがバスを降り港の美しい風景に惹かれ、ここに住むことを決めるシーンにも使われています。とても素敵な曲と合わさってとても良いシーンでした!
- Lissie/Go Your Own way
予告動画の後半に流れている曲です。とても壮大な雰囲気と力強い歌が印象的な曲です。こちらもとても素敵ですよね!
- Colbie Caillat ft. Gavin DeGraw/We Both Know
こちらの曲がセイフヘイヴンの主題歌となっています。PVには映画の名シーンや感動的なシーンがまとめられてて、見終わった後に見るとさらに感慨深くなります!
素敵なシーンも!
一緒の港で過ごしていくうちに、最初はあまり人と関わりたくなかったケイティもだんだんシングルファザーのアレックスに惹かれ、両想いになる過程の描写が本当に美しいんです。
この映画には恋愛映画においての三角関係や変なイザコザもそういう展開が一切ありません。だからこそまっすぐな恋愛がいっそう美しく見えます。素敵な音楽と共にロマンティックな展開に思わず見とれてしまいますよね!
主人公のケイティとアレックスが誰もいなくなったレストランで踊るシーン!
本当にこのシーンには惹かれました。日本映画にはあまりこういう描写はないですよね。逆に海外の映画にはこういう描写多い気がします。
そしてアルバイト中のケイティにこっそりアレックスが会いに行くシーン!
日本でこういうことしたら確実に怒られます(笑)でもとてもキュンキュンしちゃいました!
家族愛があふれるシーンも!
母親がいないアレックスの息子のジョシュと娘のレクシーも次第にケイティになついていくんです。子供たちもとても可愛くて海でまったり過ごす様子も本当にほっこりします。
2つのどんでん返し!(ネタバレあり)
ここからネタバレ注意!!
映画を見ようとしている方がここから書かれていることを知るとマジで面白くなくなります!!
恋愛映画なのにミステリーやサスペンス要素もあるということでどんでん返しポイントもあります。
一つ目のどんでん返しポイントは、なんとしつこく追い回していた刑事のケヴィンがケイティの夫だったということです。このことは映画の中盤くらいで明らかになります。
たびたび刑事のケヴィンがケイティを調査するという描写があったと思うのですが、「何の罪を犯してここまでしつこく調査しているんだ?」「この人ケイティの調査に重点置きすぎじゃない?」と思った方も多いのではないでしょうか?
実はケヴィンはDV男でケイティは夫の暴力から逃れるために港に逃げてきました。ケヴィンはアルコールが入ると暴力を加えてしまうクソ男だったということです。
ケイティを捕まえるために偽の指名手配書まで作ってしまいます。「いや、ケイティなんも罪犯してなかったの?!」「てか自分の欲のためにここまでするなんて怖すぎやん、サイコパスやん」と思いましたね。
そしていよいよケヴィンが港の存在に気づいてケイティにどんどん近づいてしまうシーンはもうホラー(笑)本当にハラハラしちゃうシーンでした。
まあハッピーエンドになるので結果は救われます。
が、ここで家族にもなれて良い結末だなあと思ったところでなんと友人のジョーが幽霊であったということが判明します!
ここが二つ目のどんでん返しポイントです!「いやぁーーここで!?」と思っちゃいました!
この感動的なシーンは思わず涙腺崩壊…。涙がぶぁぁーーーーっっと出てきちゃいました。確かに思い返してみるとジョーはケイティに「ケヴィンが来た」と夢で助言しています。「ジョーはケヴィンの存在なんてしらないはずなのになぜ?」と思ったシーンなのですがまさかこの伏線だったとは!そこまで重要なキャラだと思わなかったジョーがここで感動させてくるなんて誰も思わなかったでしょうね。
まさか最後の最後で驚くポイントがあるとで思わなかったのでとてもびっくりしましたが、本当に感動しました。この描写はうまいなーとも思いました!
最後に
映画『セイフヘイヴン』のかなり主観な感想や見どころをまとめてきました。
本当に感動出来てとてもいい映画だということが伝われば幸いです。閲覧ありがとうございました!