今回紹介させていただくのは映画リトル・ミス・サンシャインの名言集です。
まだ映画をご覧ではない方はこちらの記事であらすじやキャスト紹介などしているのでぜひご覧ください。
https://movie-tjx.xyz/2020/04/25/ritorumisusannshainarasujidouga/
綺麗な映像やお洒落な衣装、そこに合わせた音楽。
色んな芸術的要素が重なって素晴らしい映画は成り立っていて、人間の心は動かされているんですね。
その中でも一番ダイレクトに心に響いて影響を与えてくれる要素。
そう。言葉ですね。
俳優さんが発する言葉。
時にその言葉に出会えたことで人生が変わるくらいのとてつもない威力を発揮します。筆者自身、たった１フレーズの言葉で心が救われたり、思わぬことに気づかされたりと何度も助けられてきました。
とゆうことで今回は、筆者が大好きな映画リトル・ミス・サンシャインの素晴らしい言葉・名言をセレクトして紹介していきたいと思うので、どうぞ最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします！！
それではいきましょう。
〜ざっくりあらすじ〜
小太りの眼鏡っ子、オリーヴ（アビゲイル・ブレスリン）の夢は美少女コンテストで優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード（グレッグ・キニア）や母のシェリル（トニ・コレット）、自殺を図ったゲイの伯父フランク（スティーヴ・カレル）らと車で決勝大会の会場を目指す。
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〜予告動画〜
〜心動かされる感動する名言集！エドウィンじいちゃん編〜（ネタバレあり）
フーヴァー家の大黒柱リチャードはとにかく負け組になることを嫌います。
なので事あるごとに家族に対してどうやったら勝ち組になれるかとゆう持論をすぐ語り出します。
そんな父リチャードの性格が娘のオリーブちゃんにとてつもないプレッシャーを与えていたんですね。
念願の美少女コンテスト出場の前夜。オリーブちゃんは祖父のエドウィンの前で急に泣き出してしまいます。
エドウィンが理由を聞くとオリーブちゃんは言います。
『負け組になりたくない』
エドウィンは言います。
『お前は負け組なんかじゃないよ。なぜそう思ったんだい？』
そこでオリーブちゃんは本音を打ち明けます。
『だってパパが負け組を嫌いだから』
リチャードの性格や偏った教育が、悪気がないにしても無意識のうちにオリーブちゃんを苦しめていたんですね。
親のエゴが子供に悪影響を与えてしまっているのは現実でもよくある話ですよね。
このオリーブちゃんの本音に対してエドウィンが言ったことが
『負け組ってなんだか知っているかい？
本当の負け組っていうのは、勝てないことを恐れて、
挑戦しようとしない奴らのことなんだよ。
お前は挑戦しようとしてるだろう？
だからお前は負け組なんかじゃないんだよ。』
よく失敗した人の事を馬鹿にする人がいます。
でも馬鹿にする人に限って、失敗する事を恐れて何も挑戦していない人が多いと思います。
挑戦することはとても勇気が必要です。だからこそ勇気を出して１歩踏み出せば得られるものもその分多いはずです。
重要なのは成功か失敗かより勇気を出して、弱い自分に打ち勝って、１歩踏み出したかどうかなんですよね。
挑戦して、仮に失敗したとしてもそれが成長につながります。
筆者自身、昔は失敗を恐れて、言い訳を並べて逃げてばかりいました。
でもこの映画を見てからはとりあえず挑戦してみることにしました。
その分気づきや、得られることも多くなったと思います。
この映画を通して、オリーブちゃんとエドウィンに挑戦する事の大切さを教わりました。
このエドウィンじいちゃんは普段は破天荒で口も悪いですが要所でとてもいい事をいいます。
他にも、リチャードは自身の自己啓発本の出版が目前で失敗してしまいます。
そこでめちゃくちゃ落ち込むリチャードにエドウィンがかけた言葉が
『何はともあれ、お前は自分で何かをしようと挑戦したんだ。
それは私を含めほとんどの人間にできないことだ。
お前は大きなチャンスを掴みかけたんだし、それはとても根性が必要なことだ。
わしはお前を誇りに思うよ。』
素晴らしい言葉ですね。
エドウィンじいちゃん大好きです！！
〜心動かされる感動する名言集！リチャード編〜（ネタバレあり）
その後、とても悲しいことに名言連発してたエドウィンじいちゃんが旅の途中で急逝してしまいます。
この悲しい大事件に家族は美少女コンテストを諦めかけます。
ただ、何よりもオリーブちゃんの晴れ姿を見たがっていたのはエドウィンじいちゃんです。
エドウィンじいちゃんのためにもリチャードは美少女コンテストに行こうといいます。
でもこのまま病院にいては絶対に間に合いません。かといって亡くなったエドウィンじいちゃんだけ置いてくわけにも行けません。
そこでリチャードが言った言葉が
『この世には二種類の人間がいる。
勝ち組と負け組だ。
その違いを知っているか？
勝者は諦めないんだ。』
この後なんと、病院から遺体をこっそり運び出す暴挙に出るのですがなんとか成功し、美少女コンテストに奇跡的に間に合い、出場権を得ることができます。
確かに何事も諦めたらそこでおしまいですが、最後まで諦めずに頑張れば大概のことはなんとかなります。
リチャード父さんには諦めない事の大切さを教えてもらいました。
〜心動かされる感動する名言集！ドウェーン編〜（ネタバレあり）
その後、美少女コンテストの会場に到着してオリーブちゃんが準備している間、長男のドウェーンと、叔父のフランクは眩いばかりの会場に居づらくなり外に行きます。
そこでドウェーンはフランクに言います。
『人生って次から次へと続くビューティーコンテストみたいだ。
学校に大学に仕事。
クソくらえだ。
ビューティーコンテストなんて。』
激しい競争社会。資本主義社会により競争化は増してると思います。
確かに、今思えば常に学生時代から激しい競争は始まっていました。
大人になっても競争、競争、競争。常に誰かと比べられる日々。
確かに、成長のためにはある程度の競争は必要かもしれません。
それでも皆、競争に勝って親や先生や上司に認めてもらうために頑張り過ぎてもっと大切な事を忘れている人が多いような気がします。
たまには、深呼吸して、少し落ち着いて見て、ありのままの自分を受け入れてあげるのも必要かもしれませんね。
ドウェーンにはそんな自己受容の大切さを教えてもらいました。
ドウェーンありがとう！！
〜最後に〜
いかがだったでしょうか。
今回は魅力的な登場人物の名言をまとめさせていただきました。考えてみると、登場人物達が伝えたい事は割と普遍的なことなんですよね。
でもこうして映画を通して伝えてもらうことで登場人物達に共感しながら言葉を受けとめられるのでより心に響きますよね。
何か人生で落ち込んだり、壁にぶち当たった時などはぜひリトル・ミス・サンシャインを見て頂きたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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