はじめに
みなさんは、自分が障がいを持っていたとしたら、身の回りに障がいを持って生まれてきた友達や家族がいたら、どのような生き方をしたいですか？？
私たちの日々の生き方や生きる上での考え方を変えてくれる、ワンダー君は太陽の中で特に印象に残った名言と名セリフをご紹介したいと思います。
正しいこと、親切なこと選ぶなら、親切なことを
自分が正しいと思ってることや世間で正しいとされることと、親切なことどちらかの行動を選ばなければいけない時、どちらをえらびますか？？
10歳のオギーは遺伝子に関する生まれながらの障27回の手術を乗り越えたものの、人とは違った形の顔を持つことにコンプレックスを持ちながら生きています。
正しいこと、親切なこと
選ぶなら、親切なことを
小学校5年生になる時に母親からの強い勧めを受けて初めて入った学校での初授業で、オギーのクラスの担任であるブラウン先生が一人の生徒に読ませた格言です。
この作品の中では、様々なバックグラウンドの下で生きている登場人物たちが、それぞれの悩みやコンプレックスを抱えながら、相手を愛し思いやり、「親切」を選ぶ場面がたくさん描かれています。
この作品をみて、自分が今までの人生の中で正しいことではなく、親切なことを選ぶことで誰かの助けになれることがあるというあたりまえでも難しいことをあらためて考えさせられる機会になりました。
孤立してもお前は1人じゃない。
オギーが初めて学校に登校する日は、家族全員でオギーを学校の前まで見送りました。見送りの最後に、父親であるネートがオギーに伝えた言葉です。
孤立してもお前は1人じゃない。
オギーの抱えているであろう不安な気持ちを否定せずに受け止め寄り添い、オギーにどんなことがあったとしても、他人に何と言われようと、オギーを愛し支えている家族がいつでもオギーの味方であるということを伝え、オギーにとって未知の世界である学校へと送り出しました。
この世界で生きてく中でどこかしらの枠組みで孤立していたとしても、決して1人ではなく、自分のことを愛していたり支えてくれたりするものや人、動物が必ずいるのだということをこのセリフは伝えてくれます。
心は未来の地図。顔は過去の地図。
オギーは学校に入学したものの、すぐに学校という枠組みに溶け込むことはできませんでした。学校で自分の顔を見たクラスメイトや学校の生徒たちに好奇心を持たれたり、心無い言葉をかけられたりすることが多く、コンプレックスの顔について悩み自分の部屋にこもりふさぎ込もうとしてしまいます。
そんな時誰よりもそばでオギーを見てきた母イザベルがオギーに対してかけた言葉がこちらです。
心は未来の地図。顔は過去の地図。
外見よりも心の中にあるものが未来につながるということを、外見よりも心の中身が大切だということを、この言葉は伝えてくれます。
日々生きていく中で、私たちは物事の外側ばかりを見がちです。ですが、外見ばかりを見ていると、物事の本質を忘れてしまいます。
生活する中でぜひ目に見えるものだけではなく、目に見えない何かを感じようとしてみてください。物事のとらえ方が少しずつ変わっていくと思います！
オギーは見た目を変えられない。こちらが見る目を変えなければ。
オギーの顔だけを見て差別をし、いじめていたジュリアンとその両親に対して述べた言葉です。
オギーは見た目を変えられない。
こちらが見る目を変えなければ。
見た目は、努力ではどうにもならない範囲がどうしても存在します。ですが、考え方や相手への接し方は努力次第でどうにか変えられる範囲が見た目よりも大きいです。
これを伝えられたジュリアンの両親は激怒し、学校への寄付をやめることと、長期休暇明けにはジュリアンを他校に転校させることを告げ、校長先生との話し合いの場を放棄し席を離れてしまいます。
そんな両親を見ながらも、ジュリアンには感じるものがあったのでしょうか。校長先生のもとへ１人で戻ってきて、謝罪をしました。
見た目を変えたい！そんな風に考えたことのある人もたくさんいると思います。見た目を変えたい！と思うことはいいことだと思います。それに加えて自分の中身をよくしていこうとしていくと、さらに素敵な自分を手に入れることができますね！
人をいたわれ、みんなも闘っている。相手を知りたかったらやることは1つ、よく見ること。
オギーが、はじめはな表彰された際に述べたこの言葉がこの作品の言いたかった主題であり作者の1番伝えたかったことではないでしょうか？？
人をいたわれ、みんなも闘っている。
相手を知りたかったらやることは1つ、よく見ること。
何かにもがき苦しむ瞬間は誰にでもあると思います。そんな時こそ周りを見渡してみてください。
みんなも闘っているから何なんだ、自分も闘っていてつらいんだ、、、そう思うかもしれません。ですが、闘っているみんな自分の仲間です。
周りにいる人をよく見ていたわることで、お互いに助け合うことができます。
しんどい、つらい、そう思ったときは、この言葉を思い出してみてください。
まとめ
映画「ワンダー 君は太陽」の中で見逃せない名言と名セリフをご紹介しましたがいかがでしたか？？
あらすじや登場人物についてもっと詳しく知りたい！と思った方はこちらも併せてご覧ください！
https://movie-tjx.xyz/2020/04/28/wonderkimihataiyou-kanso-arasuji/
小学校に入学したばかりの、障がいを持って生まれた1人の男の子、オギーの人生とその周りの人々の人生のほんの1部分を観ただけでたくさんのことを考えさせられ、学ばせてもらえるこの作品を無料で観たい！と思ってくださった方必見です！
