実話をもとにしたお話しです。
実在する人物のモリー・ブルームが書いた書籍が元になっています。
あらすじ
モリー・ブルームは、女子モーグル北米3位。コロラド州ラブランド育ちです。
コロラド大学で政治学を学び、首席で卒業。16年間コーチでもある父のもとで、スキーと勉強に青春を捧げてきました。幼い頃、モーグルの練習中に腰の違和感を訴えたものの父には相手にされませんでしたが、急性脊椎側弯症だと判明し腰の骨を移植する7時間の大手術をしました。医者からはスキーなどのスポーツはドクターストップがかかりましたが、手術から1年半後にモーグルに復帰。20歳までに全米スキーチーム、2002年冬季オリンピック予選の最終戦まで進みました。しかし、不慮の事故により怪我をし、これが選手を引退するきっかけとなりました。
それからのモリーは、子守りやクラブのウェイトレスなどバイトを掛け持ち、お金を貯めていました。ある日、クラブのバイトで知り合ったディーン・キース(仮名)という男に誘われ、彼の投資会社で働くことに。主に雑用係でしたが、あるときから彼の秘密の仕事を手伝うようになります。その仕事とは、著名人ばかりが集まるポーカーゲーム・いわゆる賭博でした。
12年後、彼女は深夜にFBI捜査官からの電話で目覚め、アメリカ合衆国から訴えられた事実を知ります。彼女がしたこととは、いったい何だったのか!?
キャスト(出演者まとめ)
主人公 / モリー・ブルーム
コロラド州ラブランド育ちで、コロラド大学で政治学を学び首席で卒業。
元・女子モーグル北米3位選手。ソルトレイクシティ冬季オリンピック代表選抜大会で、事故により落選してしまって以来、モーグルを引退しました。
その後に始めた仕事がきっかけで、裏カジノの世界を知るようになります。
そして世間では”ポーカー・プリンセス”などと呼ばれるようになりますが、本人は「プリンセス(姫)なんかが出来る仕事じゃない」とこの名を嫌っているようです。
ジェシカ・チャステイン
映画『女神の見えざる手』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされました。
『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』など様々な映画に出演する実力派女優です。
本作のモリー役をやりたいと熱望する女優が多い中で、彼女に決定したのだそうです。
モリー・ブルームの父親
モリーをモーグルの選手として育てた厳格な父親。
独自の教育方針や考えを子供たちに唱え続け、モリーに学業とスポーツはどちらも優秀であるべきと教えていました。
ケヴィン・コスナー
ケヴィン・コスナーと言えば、映画『ボディガード』『JFK』『ウォーターワールド』など数々の名作に出演している大物俳優ですね。最初出て来た時には、彼だと気付きませんでした。
チャーリー・ジャフィー 弁護士
モリーが弁護を依頼した弁護士。誠実で能力もある人物です。
“ポーカー・プリンセス”という異名を持つモリーの弁護を一度断っていますが、のちにモリーの弁護士を引き受けることになります。娘がひとりいます。
イドリス・エルバ
MCUの『マイティ・ソー』シリーズでのヘイムダル役が記憶に新しいですね。個人的に大好きでした。ヘイムダル……。そのほかにも『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』『プロメテウス』などにも出演しています。
プレイヤーX
ディーンやモリーのカジノのプレイヤー。本作では名が伏せられているプレイヤーXですが、正体はドビー・マグワイアなのでは?という説もあります。
真相ははっきりしていませんが、トビーが通っていたという話は真実の様です。
マイケル・セラ
映画『JUNO/ジュノ』などに出演。カナダ出身の俳優。
主人公モリーから学ぶ成功術
~モリーとは~
・新聞は全部読む
・「疲れた」の対義語は「弱い」
・会話の返しは早い
・解らない言葉はすぐに検索か辞書を引く
・自信の無い語句はすぐに辞書を引く
・ビジネスの相手とは絶対に男女関係にならない
物語の終盤で、モリーは世間と断絶して引き籠るときがあります。
その際、新聞や郵便物も受け取らず、誰にも顔を見せないようにするのですが、復帰時には古い新聞から順に飛ばさず読み始めることから「新しい記事だけ読む」ということをせずに過程もしっかり追うスタイルを持っているのだと解ります。
ディーンに意見する際にも、何で情報を得たと聞かれ「新聞は全部読む」と答えています。ウェイトレス時代にも、会話の返しが早いことから「君はクレバーだ」とチップをはずんで貰うこともあります。彼女自身、あのハーバード大学にも入れるほどの能力を持つ優秀な人間ですが、更に優秀な弟が自身の夢を全部かっさらっていったことに、やや劣等感を抱いています。こんなに優秀なのに上には上がいて、そんな現実を知っている彼女だからこそ、地道な努力をもとに確実なデータを構築してこの仕事でお金を掴んでいったのでしょうね。
彼女の生き方が、成功なのかは解りませんし、彼女の人生はまだ続いている訳ですので、これからも波乱が待ち受けているかもしれません。
しかし、非現実な天才と言う存在よりは、現実的に学ぶものが多いようにも思います。
実際のモリー・ブルームについて
実際のモリー・ブルーム(本人)
彼女は、幼い頃に父親にこんな質問を受けていました。
「自身にとっての英雄は?尊敬する人はいるか?」
このような質問に、
「英雄はいない。
自分で定めたゴールに達したら、その時の自分が私の”英雄”だから」
なんてストイックな考えなのでしょう。
まだ少女の時代に、常に何かに怒りを持っており「社会」なんて「ジョーク」だとまで発言していたモリー。その考えや人格の元となったのは、父親の教育だったのではないかと映画でも思わせられます。まぁ、本人自身がかなりの負けず嫌いや完璧主義だったのもあるでしょうね。凄い根性だなと思います。
このモリー本人の話し方や雰囲気、映画のジェシカとそっくりなんですけど……‼
モリーと関わったとされる著名人たち
映画にそれらしき人物がすべて登場したか否かはわかりませんが、たくさんの俳優やスポーツ選手などが通い詰めたことでも知られているモリーのカジノ。
映画界では、次のような俳優陣が通っていたという情報があります。
トビー・マグワイア
映画『スパイダーマン』のサム・ライミ監督シリーズで主演し、一躍有名になりましたね。個人的には、トビーのスパイダーマンが大好きでしたが、この映画の中に出て来るプレイヤーXはトビーなのでは?という説があります。
なんだか少しイメージ変わってしまいました。
レオナルド・ディカプリオ
若い頃はイケメン俳優としてもてはやされましたが、今も昔も実力派俳優としても名高い彼。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のヒットが記憶に新しいです。
ベン・アフレック
『バットマン』もカジノ通い!?
実は、トビーやレオと普段から親交があり、その繋がりで共にカジノへ行っていたのではないかとも言われています。映画の中にも、確かに容姿が似た人間も登場します。
マット・デイモン
映画『コンテイジョン』のスマッシュヒットが取り上げられていますね。
マットとベン・アフレックは遠い親戚であり親友なのだそうです。
マットがカジノに行くようなイメージありませんね……
日本では馴染みがないカジノですが、セレブたちにはギャンブルとしてではなく娯楽の一部なんでしょうかね。
マコーレー・カルキン
映画『ホーム・アローン』のシリーズで有名になった子役の彼も!?
因みに、彼は2019年にファン投票により改名したらしいです。
新しい名前は「マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン」ですって。
嘘でしょ(笑)
映画『モリーズ・ゲーム』を無料で観たい!!
映画『モリーズ・ゲーム』を観るならU-NEXT!!
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