『いいね!光源氏くん』第六絵巻の個人的推しシーン(ネタバレあり!)と独断と偏見によるキャラクター解説!!

SF映画

NHKよるドラ『いいね!光源氏くん』とは!これまでのあらすじ

引用元 『いいね!光源氏くん』の公式HPより https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/index.html

4月4日から放送されているNHKのよるドラ『いいね!光源氏くん』。
千葉雄大さん演じる源氏物語の主人公・光源氏が突然時空を超えて、伊藤沙莉さん演じる地味で自信のない今時のこじらせOL・藤原沙織の家に現れて、そこから始まる二人のゆるく、可愛く、時々切ない毎日を描く物語です。
現在、第六絵巻まで進み、桐山漣さん演じる頭中将や入山杏奈さん演じる沙織の妹・詩織、神尾楓珠くん演じるホストのカイン等、魅力的なキャラクターが登場し、ますます目が離せない展開となっています。
今回は、第六絵巻のネタバレ感想とともに、メインの二人、光と沙織のキャラクターを独断と偏見で深掘りしたいと思います!

『いいね!光源氏くん』の光源氏のキャラクターの独断と偏見による解説!

引用元 『いいね!光源氏くん』公式HPより https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/index.html

『いいね!光源氏くん』の光源氏とは
公式HPによるキャラクター紹介はこちら!
公式HPで紹介されているキャラクターは、これまで私たちが古文の授業などで習ってきたキャラクター像として紹介されていますね。
曰く、色男で、数々の女性と浮名を流し。。。というものです。
ただ、『いいね!光源氏くん』の中の光はまた違った魅力があります。

独断と偏見による光くんの魅力とは
そもそも演じているのが千葉雄大さんなので、当然、色男にはなりますし、要所要所で女性が大好きなキャラクターであることも描かれています。
第六絵巻でも、カイン宅のパーティーに招待されて行った際に、温水プールで泳いでいる女性たちを見て「極楽浄土があった。」などと言っています(笑)。
ただ、光くんは女性好きというところがクローズアップされているだけではなく、例えば、甘いものが大好きだったり、抹茶味が好きだったり、沙織にダイエットを強制された時には綺麗に涙を流したり、どこか、おちゃめで天然なイメージで描かれています。
これには、千葉雄大さん自身の”あざと可愛さ”が全面に出ている部分もありますが、雄大さん自身のアドリブが劇中で使われているシーンなどもあり、雄大さん自身がイメージする光源氏が描かれている部分も大きいのかもしれません。
そんな雄大さんが描く光くんだからこそ、視聴者の女性たちに癒やしを与えているのでしょう。

『いいね!光源氏くん』の藤原沙織のキャラクターの独断と偏見による解説!

引用元 『いいね!光源氏くん』公式HPより https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/index.html

『いいね!光源氏くん』の藤原沙織とは
公式HPによるキャラクター紹介はこちら!
藤原沙織を演じているのは『普通』を演じることに定評がある伊藤沙莉さんです。これまでも『これは経費では落ちません』(NHK)、『獣になれない私たち』(日本テレビ)などで演じてきた役柄で、『普通』の女性を魅力的に演じています。
今回の沙織もまた『普通』の地味な自信のないちょっとこじらせた女性で、とても等身大の役柄です。

独断と偏見による沙織の魅力とは
沙織は、20代後半にさしかかろうとしている年齢の女性で、且つ、綺麗で可愛くてうまく立ち回る妹にコンプレックスを抱きながら生きてきた女性です。
沙織は、いつもいつも自分の考えや存在を、ついつい卑下してしまいますが、沙織の優しさやうまく立ち回れない不器用さこそ可愛いと私は思うんですよね。
第六絵巻で、カインのパーティーの雰囲気になじめない沙織が一人でいると、カインがやってきて、詩織と沙織は雰囲気が違う、と話すと、沙織は自分は地味だから、と返します。それに対し、カインは周りの見る目がない、と言います。
沙織は、そんなカインの言葉もついつい否定してしまいますが、沙織は本当はとっても可愛いんですよね。
周りがそれに気づけないのと、沙織自身もそこに自信が持てないために見逃されてしまっている魅力なのだと思います。
そのままの沙織で魅力的なんだ、そのままの存在でいて良いんだ、と沙織が思えるようになるのか、それもまた、物語を楽しむ一つのポイントだと思います。

第六絵巻の個人的推しシーン(ネタバレあり!)

引用元 『いいね!光源氏くん』公式HPより https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/html_hgk_story06.html

第六絵巻は、前回、沙織の涙を見てしまった光が沙織のために何かできないか、と悩み、詩織に相談するところから始まります。
それに対して、詩織は、毎日何があったかを聞いてあげるといい、とアドバイスをします。
早速、光は、帰ってきた沙織に「今日は1日どうであった?」「仕事は大変なのか?」と聞きます。
この時の光の表情がとても良いですよね!すごく一生懸命で、沙織のために何かしたいという気持ちが表情から伝わってきました。
また、それを詩織に何か吹き込まれたんだろう、と言う沙織に、光は「違うと言うておろう!」「私はもう泣いている沙織殿は見たくはないのだ…。」と伝えます。
思えば、第三絵巻で沙織のマグカップを割ってしまい、やはり詩織にアドバイスを受けて新しいカップを買ってきた時には、詩織にアドバイスされたことをサラッと言ってしまっていた光。
今回は、確かに詩織に受けたアドバイスではありましたが、光が沙織を支えたいと感じていることがヒシヒシと伝わってくるシーンでしたね!

今回は榊原郁恵さん演じる沙織と詩織のお母さんも登場しました。
このお母さんもまたちょっと天然入っている感じで面白かったですね!
ただ、光と中将が結婚していると聞いて、沙織を心配して叱るところは、すごく沙織を大切に思っていることが伝わってきました。

そしてそして、クライマックスに登場したのは厚切りジェイソンさん演じるフィリップ!!
フィリップは光と中将が次元を超えて実在するという論理を実証しようとしており、そのためか、とある組織に狙われています。
フィリップは沙織に、光と中将を元の世界に戻さなければ、その組織に捕まり、生体解剖されてしまう、と伝えます。
このフィリップの言葉を聞いている時の沙織の表情が切なかったですよね。
沙織も分かっているのです。
光と中将を元の世界に戻さなければ、と。
でも、本当は消えて欲しくない。。。
そんな矛盾する気持ちがフィリップの正論を聞いていると疼く様子が描かれていました。

第七絵巻の見どころ!

さあ、『いいね!光源氏くん』も残り後2話となりました。
第六絵巻でフィリップに再会した光は、光と中将が次元を超えてきた要因は京都にあるはず、と話し、光と中将、沙織を連れて京都に赴きます!
最終回に向け、光と沙織の関係はどうなっていくのか、光と中将は元の世界に戻れるのか、その時沙織はどうするのか。。。
最終回まで目が離せません!
第七絵巻放送まで、U-NEXTで第六絵巻まで復習しながら待ちたいですね!!

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