若き天才映画監督!グザヴィエ・ドラン監督デビュー作!マイ・マザー あらすじ 動画視聴方法!

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今回紹介させていただくのは、若き天才映画監督グザウィエ・ドランのデビュー作『マイ・マザー』です。

今作は思春期の息子と母の関係性を、とてもリアルに激しく描いた名作です。

しかも、今作の脚本を手掛けたのはグザウィエ・ドラン監督が16歳の時!!

監督自身が16歳の時に、思春期の息子と母の映画を撮るってとても凄いですよね‥

しかも今作は資金面でとても苦労しており、監督自身の子役時代の貯金を全て使い、それでも足りない分はなんとか出資してもらい、苦労の末完成した力作です!!

そんな才能溢れるグザウィエ・ドラン監督が苦労の末、完成まで持ち込んだデビュー作『マイ・マザー』の魅力を紹介していきたいと思うのでよろしくお願いします!!

〜サクッとあらすじ〜

ケベックにある、何の変哲もない町に暮らす17歳の少年ユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)。ほかの若者たちと変わらない普通の青春を過ごす彼だったが、二人暮らしを送っている母親との関係に悩んでいた。センスのないセーターや、度重なる小言など、彼女の全てが気に障り、その愛憎が入り混じった感情に振り回されていく。そんな中、ユベールは幼少時代からなじみのある風景で、セント・ローレンス川沿いの土手に座っている母親を見つけたのを機に、ある決意を固める。

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〜予告動画〜

映画『マイ・マザー』予告編

〜新進気鋭な映画監督 グザウィエ・ドランについて〜

https://ja.wikipedia.org/wiki/グザヴィエ・ドラン

1989年3月20日生まれ。現在は31歳です。

父は俳優のマヌエル・タドロスで、その影響もあり、幼少期から子役として活躍しておりました。

出身はカナダのケベック州モントリオールです。

モントリオールは、アメリカの国境近くにあるケベック州最大の都市で、北米のパリと言われるほどの美しい街並みが特徴です。

人口は400万人ほどでフランス系の人が大半らしく、その環境が影響しているのか、作風もフランス映画に近しい雰囲気があります。

一躍注目を浴びたのは、2009年にマイ・マザー』で鮮烈なデビューを果たし、第62回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映されたのがきっかけでした。そして20以上の配給会社に売却されました。

それからは飛ぶ鳥落とす勢いで、『Mommy/マミー』『わたしはロランス』など話題作を作り続けて、映画業界の第一線で活躍されています。

しかも監督業だけでなく、多くの作品で主演や編集や衣装なども担当しており、マルチな才能を発揮されています。

そしてグザウィエ・ドラン監督といえば、特有の映像表現です。

今作でもそれは顕著であり、構図やカメラワークや照明等のこだわりがすごく、どのシーンを切り取っても芸術性がとても高いので、視覚でもとても楽しませてくれます。

映画の特徴としては、基本的には母と子の関係性や、監督自身が同性愛者なのもあり、LGBTについて描いている作品が多いです。

〜実力派揃い!!キャスト一覧〜

ユベール/グザウィエ・ドラン

今作では監督だけでなく主演も務めております

母親と共に暮らす反抗期を迎えた17歳の少年を熱演しています。

シャンタル・レミング/アンヌ・ドルヴァル

1960年11月8日生まれ。フランス系カナダ人の女優さんです。

今作ではユベール(グザウィエ・ドラン)の母親役を演じています。

思春期の息子との関わり方が分からず苦悩するシングマザーの母親を見事に演じています。

グザウィエ・ドラン監督作品では、今作以外でも『胸騒ぎの恋人』『Mommy/マミー』等にも出演しています。実力派女優さんです。

アントナン/フランソワ・アルノー

1985年7月5日生まれ。カナダ出身の俳優さんです。

ユベール(グザウィエ・ドラン)の同性愛者の恋人役を演じています。

ジュリー/スザンヌ・クレマン

1969年生まれの女優さんです。

今作以外でもグザウィエ・ドラン監督の2012年公開の映画『わたしはロランス』でも出演し、第65回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の最優秀女優賞を受賞しました。

〜今作を楽しむためのおさえるべきポイント!!〜

〜グザウィエ・ドランの演技〜

グザウィエ・ドラン監督は、幼少期から子役として活躍していたこともあり、演技に対する情熱が凄いです。グザウィエ・ドラン自身インタビューで「衣装やセットデザイン照明やカメラワーク等、他のクリエイティブな作業ももちろん大切だ。でも僕が何よりも大事にしていて愛しているのは演技なんだ。」と言っています。

グザウィエ・ドラン監督の演技是非注目してみてください。

〜芸術性の高い映像美〜

グザウィエ・ドラン監督の特徴といえば極彩色で感性的な特有の映像美です。

こだわりとして、サイズが広い画が出てくるときなどは必ず奥行きと立体感のあるロケーションを準備したり、何もなければ背面に印象的な壁を配置し、アンバランスな構図にしたり縦に映える構図を作るように意識しているらしいです

小物や衣装などもとてもお洒落で、視覚的にもとても楽しませてくれます。

是非注目してみていただきたいです。

〜母と子の関係性〜

グザウィエドラン監督作品で一貫して描かれているテーマが母と子の関係性です。

今作では、自身の経験を基に脚本を作成していて、脚本を書いたのが16歳ということもあり、とても生々しくて繊細で不安定なとてもリアリティのある関係性を描いています。

この演出力にも、グザウィエドラン監督の非凡さが垣間見えます。

余談ですが、グザウィエドラン監督の母親はこの映画をとても気に入ってるようです。

〜感想・まとめ〜

いかがだったでしょうか。

16歳の時に、こんなに重厚で素晴らしい脚本を描いたグザウィエ・ドラン監督は、間違いなく天才です。

今作を見ていただければ、その理由も分かっていただけると思います。

そして、現時点で監督作品は全7作品ありどれもがとても素晴らしいです。

是非今作で、「グザウィエ・ドランワールド」にハマった方は他の作品も見ていただきたいです!

ちなみに、最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が公開中なので、是非『マイ・マザー』を見た後にそちらも見ていただきたいです。

最後に、個人的にオススメなグザウィエ・ドラン監督作品『マイ・マザー』『Mommy/マミー『わたしはロランス』です。

個人的には、この3作品がグザウィエ・ドラン監督の世界観を十分に堪能できると思います。

是非、お洒落な映画が大好き!!という方やフランス映画が大好き!!という方はぜひ観ていただきたいです。

ちなみに、今回の記事に出てきたグザウィエ・ドラン監督作品は最新作の『ジョン・F・ドノヴァン死と生』以外の作品は全てU-NEXTで視聴できるのでオススメです!!

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!!

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