『いいね!光源氏くん』これまでのあらすじ
今回は『いいね!光源氏くん』の主人公、光くんと沙織に焦点を当てて書いていきたいと思います!
その前に、第五絵巻までの二人を振り返りましょう!!
『いいね!光源氏くん』第五絵巻までのあらすじ
地味で自分に自信のない今時のこじらせOL・藤原沙織(伊藤沙莉さん)はある夜、バリで買ったすだれをかけてお香を焚いてうたた寝します。
すると、その窓から、『源氏物語』の主人公、絶世の美男子・光源氏(千葉雄大さん)がやってきます。
沙織は戸惑いながらも、ヒモ同然に光を自宅に住まわせることにします。
光は、現代のいろいろなことに、いちいち感動しては歌を詠み、沙織はそんな光に戸惑ったり癒されたりしながら、次第に心惹かれていきます。
そんな二人に突然別れが訪れますが、光に続いて、沙織の家に現れた頭中将(桐山漣さん)のおかげで二人は再会することができ、再び、一緒に暮らし始めます。
光への想いが深くなるにつれて、沙織の悩みも深くなっていきます。
一方、光もまた沙織の涙を見て沙織のために何かできないか、と考えるようになります。
二人はこれからどうなっていくのか。。。
ますます目が離せません!!
光源氏はどんな人物?
そもそも光源氏とはどんな人物か?
光源氏というのは、平安時代の女性作家・紫式部が書いたと言われる『源氏物語』の主人公です。
絶世の美男子で、母である桐壺更衣への思慕から、父親の後妻であった藤壺と関係を持って以降、生涯様々な女性と関係を持っていく人物です。
『源氏物語』はそんな光源氏を取り巻く恋愛模様と光源氏の生き様を描いた物語であり、これまでにも、光源氏は様々な役者さんがそのたびに魅力的に演じてきました。
『千年の恋 ひかる源氏物語』では天海祐希さんが、『源氏物語 千年の謎』では生田斗真さんが、美しく妖しい光源氏を演じていました。
『いいね!光源氏くん』の光源氏はどんな人物?
では、『いいね!光源氏くん』の千葉雄大さん演じる光源氏とはどんな人物なのでしょうか?
もちろん、絶世の美男子で、数々の女性と関係を持っているという設定は生きていて、ドラマの中でも、「朧月夜との逢瀬を見つかってな。」というセリフがあったり、現代の女性を紫の上と間違えて、「待たれよ、紫の上!」と呼びかけて追いかけたりする描写があります。
ただ、千葉雄大さん版の光源氏は、こういったこれまでの光源氏の魅力に加えて、『可愛さ』というのがあるように思います。
どこか憎めない『可愛さ』が沙織を通して、視聴者にも癒やしを与え、目が離せないのです。
現代の生活に対してのオーバーリアクションや和歌を詠む姿など、ある意味、滑稽な様子が雄大さんが演じることで実に心を擽られるものになっています。
雄大さんによって新たな魅力で描かれている光源氏に最後まで注目したいと思います!
沙織はどんな人物?
さて、『いいね!光源氏くん』のヒロイン・藤原沙織とはどんな人物なのでしょうか?
沙織は、今時のどこにでもいる地味で自分に自信のないちょっとこじらせているOLです。
頼まれると嫌と言えないタイプのようで、光を居候させることになるのも、光に子犬のような目で見つめられて断れず、ヒモ同然で住まわせることになります。
沙織は、そんな嫌と言えない自分のことも、どこか卑下しているような様子があります。
ただ、光は、そんな沙織の一面を『優しさ』『美しい』と一つ一つ肯定してくれるのです。
人の長所や短所とは、表裏一体であり、自分が良くないところと思っていても、他人から見ると、とても魅力的に映ることもありますよね。
沙織は光に出会って、そんな自分がこれまで短所と思っていた部分がひょっとしたら長所なのかもしれない、と気づかされているのかもしれません。
二人の関係性とは?
突然、沙織の家に現れた光源氏を姉か母親かのように世話を焼き始める沙織。光もまたかいがいしく世話を焼いてくれる沙織を信頼するようになっていきます。
初めは、そんな親子か兄弟か、といった関係で始まった二人ですが、普通の毎日を送るうちに少しずつそれ以上の信頼で結びついていきます。
二人が一緒にコンビニに買い物に行ったり、会社帰りに待ち合わせてタピオカを飲んで歩いたり、休日に公園で蹴鞠をやったり、もんじゃ焼きを食べに行ったり、そんな何でもない日常を紡ぐ姿に視聴者は癒されるんですよね。
私が観ていてほっこりするのも、そんな日常の1シーンだったりします。
ただ、そんな日常を紡ぎながらも、沙織が光に惹かれることで悩む姿は等身大で、そんな沙織を支えてあげたいと願う光の姿に胸を打たれます。
少しずつ、そんな素敵な関係になってきた二人がこれからどうなっていくのか、最終回に向けて楽しみですね!
二人のこれからはどうなっていく?
第五絵巻で、婚活パーティーで普通の男性に興味を持てなかった自分を激しく卑下して光の前で涙を流します。
光に惹かれるが故に悩む沙織を光は優しく包み込みます。
光は、涙を流す沙織を見てしまい、どうにかして沙織を支えられないか考えるようになります。
沙織の光への想いは恋になりつつありますが、光の沙織への気持ちはまだそこまでは行っていないように思います。
これから光も沙織に対して、そういった想いを抱くようになるのか。。。
二人の関係が最終回に向けて、どんな風に深まり、どんな形になっていくのか、ますます目が離せません!
第六絵巻に向けて、ぜひ、U-NEXTで復習しておきましょう!!