あなたがもし、愛する人から”死にたい”なんて言われたらどうされますか?
受け入れるのが愛なのか。止めるのが愛なのか。”死”とは?”自殺幇助”は?何が正しくて何が間違ってるのか。
あなたの首から下が動かなくなってしまったら?
耐えられますか?それでも愛する人のそばにいたいですか?愛する人を残してでも死にたいという気持ちになるのか。
この他にも沢山の”大切なこと”を考えさせられる作品です。
キャスト
ルイーザ・クラーク(ルー)役はイギリスの女優 エミリア・クラーク。出演されてる他のオススメ作品。
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」 デナーリス・ターガリエン役
映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」 サラ・コナー役
ウィリアム・トレイナー(ウィル)役はイギリスの俳優 サム・クラフリン。
映画「あと1センチの恋」 アレックス・スチュワート役
映画「ハンガー・ゲーム2」
映画「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」
映画「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」 フィニック・オデイル役
パトリック役はイギリスの俳優 マシュー・ルイス。
映画「ハリー・ポッター」シリーズ 、ネビル・ロングボトム役
スティーブン・トレイナー(ウィルの父)役はイギリスの俳優 チャールズ・ダンス。
映画「エイリアン3」ジョナサン・クレメンス役
映画「ラスト・アクション・ヒーロー」ベネディクト役
映画「ドラキュラZERO」古来のヴァンパイア役
映画「ゴースト・バスターズ」2016年 ハロルド・フィルモア役
映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」アラン・ジョナ役
カミラ・トレイナー(ウィルの母)役はイギリスの女優 ジャネット・マクティア。
映画「マレフィセント」大人のオーロラ役
映画「ウーマン・イン・ブラック」デイリー夫人役
バーナード・クラーク(ルーの父)役はイギリスの俳優 ブレンダン・コイル。
海外ドラマ「ダウントン・アビー」ベイツ役
映画「推理作家ポー 最期の5日間」レーガン役
ジョージー・クラーク(ルーの母)役はイギリスの女優 サマンサ・スパイロ。
映画「フロム・ヘル」マーサ・タブラム役
カトリーナ・クラーク(ルーの妹)役はイギリスの女優 ジェナ・ルイーズ・コールマン。
映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」コニー役
ネイサン役はオーストラリアの俳優 スティーブン・ピーコック。
映画「リトル・モンスターズ」スティーブンス役
アリシア役はイングランドの女優 ヴァネッサ・カービー。
映画「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」ジョアンナ役
映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」ホワイト・ウィドウ役
映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」ハッティ・ショウ役
ルパート役はイギリスの俳優 ベン・ロイド・ヒューズ。
映画「ダイバージェント」ウィル役
ストーリー
田舎町に住むルーは、働いていたお店が閉店するという理由で、職を失ってしまう。家計を支える為に、どうしても職に就きたいルーは、トレイナー家で介護の仕事をすることになる。
トレイナー家の息子のウィルは交通事故に遭い、首から下がマヒしてしまったのだ。
初めはルーに辛く当たるウィルだったが、ある日を境に心を開き、仲良くなっていく。
そんな中、ウィルの両親が言い争っている所に偶然出くわし、ルーは知る事になるのだ。ウィルは6ヶ月生きたら”安楽死”を望んでいるという事を。
妹に相談し、人生には楽しい事が沢山ある、という事をウィルに実感してもらい、気持ちを変えさせようとするのだが…。
感想。ネタバレ。
とても前向きで明るい性格のルーが本当に大好きです。一緒にいたらこっちも明るく前向きになれそう。ウィルと仲良しになってからの2人の冗談混じりのやりとりも少し笑えて良いですよ。何よりルーの表情がすっごく豊かで素敵なんです!少し派手?奇抜?な感じのファッションも可愛いんです!!そこにも注目して観てもらいたいですね(^-^)
それにルーは妹と仲良し!まるで親友みたいな感じです。
ウィルは可哀想ですね。お金持ちで仕事も恋も、何もかも最高に順調だったのに、ある日突然、それが一瞬で無くなってしまったんですから。心を閉ざしてしまうのも、無理ないですね。
でもルーに出会ってから笑顔を見せるようになったり、冗談を言ったりするようになったのは、見ててこっちも嬉しくなりました。そしてルーに「安楽死を受け入れてほしい」と言った時にルーはショックを受け離れて行きます。その時にだけ「クラーク」ではなく「ルイーザ」と呼んだのもルーには受け入れてもらいたかったからなのかもしれません。
ルーの誕生日。お祝いをしてもらうシーンがあります。
この時に彼氏のパトリックから貰ったプレゼントはかな~り微妙な反応でした。でもウィルがくれたプレゼントには大はしゃぎ(笑)少しパトリックが気の毒でした(笑)
そして最後のルーとウィルのシーンで泣きました(泣)愛する人が今まさに安楽死を迎えようとしてるんですから。私の愛する人が同じような事になったら?と思うと涙が溢れてきてしまいました。
考えさせられる”大切なこと”
愛する人から”死にたい”と言われたら?
愛する人に”最期を見届けてほしい””最期に見送ってほしい”なんて言われたら?
受け入れるのが”愛”なのか。止めるのが”愛”なのか。
自殺とは?自殺幇助はその人の為になるのか?等
もし私がウィルのようになってしまったら、耐えられないと思います。大切な人や愛する人に迷惑をかけてしまうのはイヤだからです。
どんなに「大丈夫だから」と言ってもらっても、私もウィルと同じ”安楽死”を選ぶと思います。
“自殺”に関しては良いことだとは思えませんし、”自殺幇助”も正しいのかどうなのかはわかりません。自殺したいと言っている人には「もう少し頑張ってほしい」とは思います。でもその本人が心から望むのであれば…「本当に毎日が苦痛だ」って言うなら認めてあげるべきなのかもしれません。その辛さや苦しみは本人にしかわからないからです。
もし私がルーの立場なら、愛する人がウィルのようになってしまい”死にたい”なんて言われたら…受け入れると思います。
もちろんすぐに受け入れる訳ではありません。私も何とか気持ちを変えてもらおうと必死になると思います。だって愛する人ともう2度と会えなくなるなんて寂しいし悲しいですよね。
ラインやメールがくる事もなくなる。電話もできなくなる。声も聴けなくなる。手を繋ぐこともなくなる。抱きしめたり、抱きしめてもらうこともなくなる。キスもできなくなる。…辛すぎますね。
でもこれはあくまで自分の為ですよね。相手の事を本当に想うなら、自分がどんなに辛くても相手の為になる事をするのが”本当に愛する”という事ではないでしょうか。私はそう思います。
ウィルの両親の立場でも相当辛い事だと思います。大切な息子が”死にたい”なんて言うんですから。
皆さんはどう思いますか?
まとめ
この作品は「介護する女性と介護される男性が恋に落ちる」というありがちな始まりです。その中に”愛するとは何か”や”安楽死はどうなのか”といった少し重めのテーマにもなっています。
こういった事も考えながら、自分ならどうするか。を自分に問いかけながら観て頂けるといいのではないでしょうか。
もちろんルーの表情やファッションにも注目ですよ(^-^)
とても良い作品ですのでオススメです。よかったらご覧になってみてくださいね。