いいね光源氏くん第五絵巻の個人的推しシーン（ネタバレあり）
4月4日からスタートしている『いいね光源氏くん』！今週土曜日は第五絵巻（紫式部が書いた源氏物語から各話は絵巻と表現されてます）が放映されました。
この第五絵巻、ほっこりしながらもキュンキュンしたり切なかったり、とても見応えがありました！
ということで、今回も、個人的推しシーンをご紹介します！！
第五絵巻『恋は食品さんぷる？』
第四絵巻で、本格的に登場した頭中将が居候できる場所を妹の詩織から紹介してもらった沙織。
そこは、詩織の友達でホストをしている神尾楓珠くん演じるカインの大豪邸でした！！
カインは、一緒に住んでいた彼女と別れてしまい、一人でいるのが寂しいから、と中将の居候を大歓迎！！
このカイン宅に、沙織、光、詩織、中将でお邪魔するのですが、光と中将が「ここでなら蹴鞠ができそうじゃ。」と言い合っている姿がほっこりしますね！
また、すぐにカインの家に馴染む中将もおかしいのですが、その奥で、サッカーボールを平安貴族風の駆け足で追いかけている光が地味に面白くて可愛いのです！！
沙織の家には、また沙織と光の二人になって、二人は囲碁をして遊んでいます。
沙織が「中ちゃん（中将のあだ名）元気かな。」と光に話すと、光は「息災であろう。」と返します。
光が広くて立派な屋敷だったと言うと、沙織はいじけて、「悪かったですね。狭くて質素な家で。」「光くんがあっち行けば良いじゃん。」と思ってもいないことを言ってしまいます。
それに対して光は、蹴鞠は公園ですれば良いし沙織の家は気が休まる、と言います。
沙織はその言葉が嬉しくて、第三絵巻で光が買ってきてくれたおそろいのマグカップでお茶を飲みながら微笑み合います。
この時の二人の空気感が熟年夫婦みたいですごく良いんですよね！この時の沙織の光に向けた笑顔が本当に光のことが好きなんだな、と感じられるような可愛い笑顔なのです！観ているこちらまでがほわっと笑顔になってしまうような表情なんですよね！
沙織は、会社の後輩の結婚式の二次会に参加します。そこで、同僚から光との同居を不倫だと勘違いされてされてしまい、その同僚と婚活パーティーに行くことにします。
この結婚式の二次会帰り、沙織は雨に降られてしまい、光が傘を持って迎えに来てくれます。
光の優しさが嬉しい反面、二次会で同僚から不倫だと誤解されてしまったことが引っかかってしまう沙織。
この時の沙織の表情が本当に切ないです。。。光くんにどんどん惹かれているのにそれを伝えられないつらさ。。。演じる沙莉さんの表情が本当に素敵です。
婚活パーティーに参加する沙織。光に本当のことを言わずに出席します。
そのパーティーに出席している男性陣が沙織には、ピーマンやなすやジャガイモに見えてしまいます（笑）。ここの表現が本当に面白かったです（笑）。
沙織に優しくしてくれた男性もいましたが、沙織は、いつのまにか、その男性たちを値踏みしてしまっている自分に気づきます。
そんな自分に傷ついて帰宅する沙織。
人を見かけで判断する醜い人間なんだ、と泣きながら話す沙織に、光は即座にその言葉を否定します。
光の言葉を信じようとしない沙織に、光は沙織の頬を両手で挟んで自分の言葉が信じられないのか、と話します。
光が初めて沙織の家にやってきた時、誰とも分からない自分を招き入れてくれた優しい沙織が醜いはずがない、と言います。
その言葉にぽろぽろ涙を流す沙織。
このシーンは私も沙織に感情移入してしまって、何度観ても、ぼろぼろ泣きながら観てしまいました。。。
光に惹かれているのに、絶対に落ちない、と言う沙織も切ないし、光の膝枕で寝てしまって寝言で消えないで欲しい、と漏らす姿も心が締め付けられます。。。
二人はこれからどうなっていくのか。。。ますます目が離せません！！
光源氏役の千葉雄大さんとは？これまでの出演映画やドラマについて
さて、この『いいね光源氏くん』で光源氏を演じている千葉雄大さん。
現在、31歳の若手有望株の俳優さんです。
同じ年代の俳優さんには、佐藤健さんや松坂桃李さんなどがいます。
デビューは、『天装戦隊ゴセイジャー』でレッドのアラタ役でした。
このアラタ役が、これまでのレッドとはかなり異色で、性格的にどちらかというと脇役のような感じで、穏やかでのんびりとしていて、といった性格でした。
これまでのレッドにはない、ほんわかレッドだったからこそ、オーディションで受かったのかもしれない、と千葉雄大さん自身も話していました。（A-Studioより）
その後も、様々な映画やドラマに出演していく千葉さんでしたが、私のお気に入りは『スマホを落としただけなのに』『スマホを落としただけなのに〜囚われの殺人鬼』『おっさんずラブ=in the sky』の3作がお気に入りです！
『スマホ〜』では、刑事の加賀谷学という役でしたが、この役は、幼い頃に母親に虐待された経験があり、その経験によるトラウマを抱えているという非常に繊細で難しい役柄でした。特に2作目の『囚われの殺人鬼』では、精神的に追い込まれている状況が続くので、いつも苦悩している表情を見せていましたね。
『おっさんずラブ=in the sky=』ではコーパイの成瀬竜役でしたが、この役も父親が家庭を顧みない父親であり、そのことで他人を信頼できず、自分の快楽のためだけに人と付き合うという役柄でした。
こちらも、役の背景に難しさがあったのですが、回が進むにつれて、千葉さんが持つ可愛さというポテンシャルが発揮され、可愛さと不器用さのバランスが良くなってきて、とても魅力的なキャラクターになっていきました！
成瀬は戸次重幸さん演じる四宮に恋をして、どんどん可愛くなっていくのですが、その過程を見事に演じていましたね！
藤原沙織役の伊藤沙莉さんとは？これまでの出演映画やドラマについて
どこにでもいる普通のOLで今時のこじらせ女子・藤原沙織を演じるのは今年25歳の伊藤沙莉さんです。
伊藤沙莉さんは2003年、子役でデビューして以来、数多くの映画やドラマに出演しています。
その中でも、私が印象的なのは、この3月末に新型コロナウイルスによる肺炎で惜しまれつつ亡くなった志村けんさんと出ていたコントドラマ、『となりのシムラ』と『志村けん in 探偵佐平60歳』ですね！
『探偵佐平60歳』では、警察を定年退職した志村けんさん演じる探偵の佐平の助手に成り行きでなってしまう女の子の役でした。
この女の子が後半はすごい活躍を見せて、敵をなぎ倒していくのが圧巻でしたね！
志村さんとの丁々発止のやりとりもとても良かったです！！
『となりのシムラ』では、コンビニ店員の女の子の役と志村さんの娘役の二役で出演していました。
コンビニの女の子の役も、「あ〜こういうバイトの子いるよね（笑）」という感じの普通の女の子の役だったのですが、娘役の方が、志村さんとのやりとりが本当に面白かったです。
志村さんの懐が広いのもあってなのか、とにかく沙莉さんがのびのび演じているのが観ていて気持ち良かったですね！
志村さんがご存命なら、またあったかもしれない企画だったな、と思うと、本当に残念ですが、沙莉さんは志村さんにもその才能を見いだされていたのかもしれません。
今回の沙織もそうですが、等身大の役を等身大そのままに自然に演じられる力が沙莉さんにはあり、それが沙莉さんの俳優としての魅力だと思います。
いいね光源氏くん第六絵巻の見どころ！
『いいね光源氏くん』、第五絵巻まで終了し、折り返し地点です！
これから、光と沙織はどうなっていくのか、光と中将は元の世界に帰れるのか、その時、沙織はどうするのか。。。ますます目が離せない展開になっていきそうです！
第六絵巻は、第五絵巻で沙織の涙を見てしまった光が沙織のために何かできないか奮闘する姿が描かれるようです！
今週の第六絵巻も楽しみに待ちたいですね！！
第六絵巻の放映まで、U-NEXTで復習しながら沙織と光に癒されましょう！！
