アメリカでたった5館でしか公開されなかったのに口コミで広がり1,000館をこえる劇場で公開され、最終的にアカデミー賞主題歌賞にもノミネートされた映画「はじまりのうた」
爆発的な人気を獲得したわけなんですが、一体なにが魅力的なのか個人的おすすめポイントも交えながら紹介していきたいと思います!
映画詳細
まずさくっと映画の紹介をします!
映画名 | はじまりのうた |
原題 | Begin Again |
監督 | ジョン・カーニー |
公開年 | 2015年 |
上演時間 | 104分 |
受賞歴 | 第87回アカデミー賞主題歌賞ノミネート |
時間は結構短めなので見やすいです。
ここで注目していただきたいのが監督のジョンカーニー。
彼が一躍有名となったは「ONCE ダブリンの街角で」という映画です。
たった2館で公開されていた低予算映画なのに口コミで評価が広まっていき、なんとアカデミー賞歌曲賞を受賞したです!
彼は3つの音楽映画で有名です。
1つ目が先ほど説明した「ONCE ダブリンの街角で」
2つ目が今回紹介する「はじまりにうた」
3つ目が別の記事で紹介されている「シング・ストリート 未来へのうた」 です。
気になった方はこちらをクリックしたみてくださいね!
https://movie-tjx.xyz/2020/05/03/singusutori-todougaarasuji/
「はじまりのうた」のあらすじ
シンガーソングライターのグレタは音楽を愛していた。彼女の声と作る曲はどれも人を惹きつける力があった。
グレタと彼氏のデイヴはニューヨークに引っ越し、デイヴは有名なレーベルと契約をし有名歌手への階段を順調に歩み、グレタは彼を支えていた。しかし、デイヴが浮気をしていたことを知り、家を飛び出したグレタ。落ち込む彼女をみて親友のスティーブはライブハウスへ誘い、半ば強制にステージに出演させた。
乗り気ではなかったグレタだが、ギター片手に歌を歌った。観客のほとんどがぐれたに興味を示さない中、ある男は違った。その男がのちにグレタの人生を変える、かつて多くの賞を受賞したが今はすたれ切っている音楽プロデューサーのダンだ。
キャスト紹介
名前: グレタ / キラー・ナイトレイ
シンガーソングライター。
彼氏のデイヴに振られ、ニューヨークをでて故郷のロンドンに戻ろうと思っていた時に音楽プロデューサーのダンに「レコードを作ろう。」と声をかけられます。はじめは断っていたものの、ダンの音楽に対する思いに負け一緒に制作活動をしていきます。
キラー・ナイトレイといえば「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出演していた、圧倒的スタイルと美貌の持ち主!
映画上での彼女の歩き方や服の着こなしを見ては「綺麗だなぁ」と呟いています。
そんな彼女の声はすごく繊細で素朴で儚くて聞き入ってしまいます。朝や夕暮れ時に聞きたくなる歌声です。
名前: ダン / マーク・ラファロ
かつて多くの賞を受賞したが、今はすたれてしまった音楽プロデューサー。
自分が立ち上げた会社もクビになりかけ、家族からも呆れられています。新しく才能のある歌手を見つけようとしますが、なかなか決まらず途方に暮れていた時に出会ったのがグレタ。彼女の才能にほれ込んだのです。
マーク・ラファロはアベンジャーズシリーズでハルクを演じていますよね。そんな彼が音楽プロデューサー役でギターも弾いちゃうなんてなんだか想像できないですよね。
名前: デイヴ / アダム・レーヴィン
グレタの元恋人。
グレタが曲を作りデイヴが歌っていた。ある曲がヒットし、有名歌手への階段を着実に登っている。
アダム・レーヴィンはマルーン5のボーカルです。映画後半にライヴハウスで歌うシーンがあるのですが、歌で表現する力がありすぎます。歌がうまいのはもちろんなんですがその場を自分のものにできる力がある歌声なんですよね。聞き入ってしまいます。
名前: スティーブ / ジェームズ・コーデン
グレタの親友でシンガーソングライター。おちゃらけキャラ。
ジェームズ・コーデンは The Late Late Show の名物司会者で、彼も歌がすごく上手です。万人受けする歌声の持ち主ですね。
名前: バイオレット / ヘイリー・スタンフェルド
ダンの娘。
思春期真っ盛りの女の子で学校にあまりなじめずにいる。音楽は好きで、グレタのバンドにも参加する。
ヘイリーは現在シンガーソングライターで、映画「バンブルビー」にも出演しています。
名前: ミリアム / キャサリン・キーナー
ダンの妻。厳しいけどなんだかんだ家族思い。
個人的おすすめポイント
・ストーリー構成
まず一つ目がストーリー構成!
話がサクサク進んでいくので見やすいのがおすすめですね。
あと、含まれているトピックが多いのに見やすいところも上手に作られているな~と思います。というのも、恋についてだけではなく挫折・勇気・出会い・別れが104分という比較的短い時間でしっかりと表現されているのが素晴らしいです。
映像
これはこの映画に限らず「シング・ストリート 未来へのうた」でもいえることなんですが、町の見せ方が上手なんです。
ただの道、ただのお店、ただの裏路地が彼の手によって一気におしゃれに見えるんですよね。PV撮影のシーンでよく裏路地が使われるのですが、ただの裏路地のはずなのにちゃんとしたセットに見えるんです。
もうマジックですよ。
音楽
これはまた別の記事で詳しくお伝えしたいのですが、なんといっても歌が素晴らしい!
たくさんある楽曲のなかで私が一番好きな曲をご紹介します。
「Lost Star」という曲です。
この曲はマルーン5のアルバム「Ⅴ」にも収録されています。
この歌には、アダム・レーヴィンバージョンとキラー・ナイトレイバージョンの2つがあります。
元気になりたいときにはアダムバージョンを、静けさを欲しているときにはキラーバージョンというように、自分の気分で聞き分けています。
ほかにもたくさん素晴らしい曲がたくさんあるので、ぜひ聞いてみてください!
感想
たった5館でしか上映されていなかった映画が、全世界で愛されてているのは
シンプルだけど中毒性があるからだと思います。
どのシーンも魅力的に見えるんです。サクサクと進んでいくストーリーに様々な感情が含まれているのに見やすいのが魅力なんです。
音楽系の映画はたくさんありますが、何度も見てしまうくらいはまったのはこの映画くらいです。
皆さんも一緒にはまりませんか?
最後に
皆さんも見てみたくなりましたか?
なんと!無料で見れる方法があるんです!