これまでの『おっさんずラブ』!
天空不動産第二営業所に勤務する春田創一は結婚はしたいのにモテないポンコツダメ男。
そんな春田はある日突然第二営業所の黒澤部長に告白され、そうかと思ったら、第二営業所に異動してきたイケメンエリートの後輩社員・牧にまで告白され、空前絶後のモテ期がやってきます(笑)。
第2話では、黒澤部長が離婚に向けて動いていて黒澤部長の奥さん・蝶子をも巻き込み、牧とはケンカをして気まずくなるという、これからの波乱の展開を予感させるところで終わりました。
今回は、第3話のあらすじと個人的推しシーン、そして主演の田中圭さん、吉田鋼太郎さん、林遣都さんを深掘りしたいと思います!
『おっさんずラブ』第3話のあらすじ
前回のラストで黒澤部長の妻・蝶子が天空不動産に乗り込んできました。
蝶子は一人暮らし用のマンションを探しに来ていましたが、実は、黒澤部長が寝言で漏らした「ハルカ」という女性を不倫相手だと思い込んでいて、その女性を探しに来たのです。
春田は蝶子の担当となりますが、蝶子が黒澤部長の妻だと分かると、蝶子が本当に探しているのは自分だと悟ります。
焦った春田は牧に相談しますが、牧は牧で何か悩んでいる様子。。。
牧と第二営業所の主任・武川が何やら言い合っているところに出くわしてしまったこともあり、春田は牧の悩みを聞き出そうとしますが、それもうまく行きません。
そして、ついには蝶子、黒澤、春田の3人の直接対決が訪れます!
『おっさんずラブ』第3話の個人的推しシーン(ネタバレあり)!
☆蝶子と春田、部長の直接対決シーン☆
第3話は、春田と蝶子、春田と蝶子と部長のシーンがとにかく秀逸です!
前半は、黒澤の不倫相手が春田だと知らず、HPに合った性格がお人好しという部分だけを見て、春田を不倫相手探しに巻き込む蝶子と蝶子が探しているのが自分だと知った後の春田との珍道中が面白いです!
黒澤にデート(?)に誘われた春田とそうとは知らずに黒澤の尾行をするから付き合って欲しい、と言われる春田のレストランのシーン、そして、ラストの3人でのシーンはコミカル演技の勝負でも見せられているかのような楽しいシーンです!
ただ、このシーンは楽しさとともに、一抹の切なさも感じられます。。。
蝶子は黒澤が春田を想っていて、そんなにも春田が好きなら離婚した方が良いのでは、と泣きながら話します。
その姿を見て、当事者であるにも関わらず一緒に泣いてしまう春田(笑)。
この辺は、春田の人の良さが如実に出ているシーンですね!
私は田中圭さんの泣き演技が大好きなのですが、本当に共感して泣いているのが伝わってくるのですごいな!と思います。
黒澤は黒澤で、『はるたん観察日記』を蝶子に見られたことが分かると蝶子を追いかけます。
ファミレスで春田と二人でいる蝶子を見つけますが、蝶子に離婚理由を問われて、ついに春田が好きなのだ、と告白します!!
春田はついに泥沼の不倫スキャンダルに巻き込まれます(笑)。
『おっさんずラブ』キャストを深掘り!
☆田中圭さん☆
2003年、ドラマ『WATER BOYS』で山田孝之演じる主人公の親友・安田孝の役を務め、メインキャストではなかったものの注目を集める。
Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%9C%AD
2006年1月にフジテレビのバラエティ番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の確認VTRに登場し、何の脈絡もなく微笑みかける謎の青年として出演。その後も幾たびかトリビア紹介本編前の冒頭部映像や確認VTRに登場している。これ以降も出演するドラマの番組宣伝を兼ねてバラエティ番組に出演する機会が増え、2007年10月からは『どうぶつ奇想天外!』に1年間レギュラー解答者として出演した。このほか、学園祭やトークイベントにも多く参加している。
2008年1月公開の映画『凍える鏡』の岡野瞬役で初の主演を務め、2009年4月から放送の連続ドラマ『子育てプレイ』と、同じく4月に放送された単発ドラマ『ホームレス中学生2』でテレビドラマ主演[2]となる。
2018年8月8日、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞において主演男優賞を受賞。俳優として活動を始め、19年目にして初めて主演男優賞を射止めた。
主演で脚光を浴びるようになったのは『おっさんずラブ』がきっかけかもしれませんが、元々は脇役で出演されることが多く脇役を演じていた当時から演技には光るものがあった役者さんです。
彼が演じていたキャラクターで私が好きなのは『図書館戦争』の小牧です!
岡田准一さんが演じる堂上の良き相棒であり友人であるキャラクターで、武骨な堂上とは違って、ナチュラルな雰囲気の小牧なのですが、田中圭さんはキャラクターをしっかりと理解して演じられているな、と感じました。
『図書館戦争』は原作も読んでいましたが、原作を読んでいても田中圭さんの声で小牧の声が頭に響くくらいには忠実だったように思います!
そして、満を持しての主演で『おっさんずラブ』です!
ただ、『おっさんずラブ』出演後も積極的に主演や助演を問わず、いろいろな作品に出演している田中圭さんの役者さんとしての姿勢もステキですよね!
☆吉田鋼太郎さん☆
劇団四季に6か月在団し、シェイクスピア・シアター、劇工房ライミング、東京壱組を経て、1997年に演出家栗田芳宏と共に劇団AUNを結成、演出も手がける。シェイクスピアやギリシア悲劇など、海外古典作品に要求される演技をこなせる役者として重宝され、蜷川幸雄が手がけた作品の常連であった。蜷川作品に出演が多かった藤原竜也や小栗旬と親交が深い。
Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E9%8B%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E
2013年に『半沢直樹』で半沢の上司役を、2014年に『花子とアン』で実業家の伊藤伝右衛門をモデルとする嘉納伝助役を演じる[3]。これらの演技が注目されて映像作品への出演が一躍増え、『東京センチメンタル』では初の主演となる。
2016年10月に蜷川幸雄の後継として『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の2代目芸術監督に就任する。
引用にもあるように、吉田鋼太郎さんは元々は主に舞台で活躍されていた役者さんです。
私も、テレビで吉田鋼太郎さんを認識したのは本当に最近なんですよね!
ただ、出演作を遡ってみると、『相棒 シーズン10』でゲストキャラクターであったり、『マルモのおきて』等、このドラマ観ていたな!というドラマに出演されていたことが分かります。
田中圭さんもそうですが、吉田鋼太郎さんも主演も助演も演じられる役者さんですよね!
助演で出演されていると、そのドラマ自体がぴりっと重厚感が増します。
『刑事7人』などは吉田鋼太郎さんが映るとグッと引き込まれますよね。
『おっさんずラブ』の黒澤部長はこれまでの吉田さんのイメージとは打って変わったコミカルなキャラクターでしたが、このようなコミカルな演技は、しっかりと演技ができる方だからこそ光りますよね!
☆林遣都さん☆
2005年、中学3年生の修学旅行中に、渋谷駅のホームでスカウトされ芸能界入り。
Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E9%81%A3%E9%83%BD
2007年、映画『バッテリー』の主演で俳優デビュー。同作品での演技が評価され日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなどその年の多くの新人賞を受賞。
2008年から映画出演が続き、『ちーちゃんは悠久の向こう』、『DIVE!!』、『ラブファイト』の主演を務める。
2009年、地元・滋賀県内の高校を卒業し上京。『小公女セイラ』(TBS)で連続ドラマ初出演。
林遣都さんは、まだ29歳ですが、芸歴としては13年になる役者さんです
デビュー作の映画『バッテリー』は当時小説も大人気でしたが、まるで小説から出てきたような演技だったと評判でしたね。
ただ、私自身は2015年の日本テレビ系のドラマ『ST〜赤と白の捜査ファイル〜』の池田草介役がとても印象的です!
このドラマの主演は藤原竜也さんと岡田将生さんでしたが、敵対しているようで、何だかんだ2人を気にかけているちょっとこじらせている感じの管理官の役でした。
ある意味、複雑なキャラクターだったのですが、その懊悩している感じが手に取るように分かる演技でしたね!
『おっさんずラブ』でも春田への恋心に身を焦がして苦悩する牧というキャラクターに視聴者は共感して同じような感情を味わいながら牧を応援したのです。
『おっさんずラブ』第4話の見どころ
第3話のラストで、ついに黒澤の恋の相手が春田だと蝶子にバレてしまい、春田は泥沼の不倫スキャンダルに巻き込まれてしまいます。
第4話では、第三の男・武川がついに動き出し、蝶子には訴える!と言われてしまった春田、何やら武川との間にありそうな牧、そして、春田の幼なじみのちずも絡んでの恋模様が展開されていきます!
U-NEXTでは見放題で観られますので、ぜひ『おっさんずラブ』の世界観を味わってみませんか!
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