きっとサリーが大好きになる!「モンスターズ・ユニバーシティ」のざっくりあらすじと超主観的感想

アニメ映画

主要キャラクター

サリー(ジェームス・P・サリバン)

https://yuemoon.blue/archives/1762

怖がらせ屋の名門「サリバン家」のエリートで、才能があり自信家。だが実は怖がらせ方がワンパターンしかなく、虚勢を張っているだけという落ちこぼれである。

マイク(マイク・ワゾウスキ)

https://yuemoon.blue/archives/1762

幼い頃からの憧れだった名門「モンスターズ・ユニバーシティ」へ入学し、才能はないが、怖がらせ屋になる為に人一倍勉強している努力家である。

ディーン・ハードスクラブル学長

https://yuemoon.blue/archives/1762

モンスター史上最も恐い伝説の怖がらせ屋で、モンスターズ・ユニバーシティの学長を務めている。かなり厳しい反面、最後にはマイクとサリーを認めてくれる。

ウーズマ・カッパーのチームメイト

スコット・スクイシー・スクイブルズ

https://yuemoon.blue/archives/1762

ドン・カールトン

https://yuemoon.blue/archives/1762

ペリー兄弟

https://yuemoon.blue/archives/1762

アート

https://yuemoon.blue/archives/1762

全員キャンパスの落ちこぼれ的存在だが、マイクを中心にチームメイトになり共に努力して、怖がらせ大会で決勝まで上り詰める。

あらすじ

マイクは小学校の遠足でモンスターズ社(モンスターズ・インク)を見学し、怖がらせ屋になるという夢を抱きます。そして大きくなったマイクは、モンスターズ・ユニバーシティの怖がらせ学部に入学します。

そこで出会った名門のサリバン家出身のサリーとマイクはそりが合わず、ライバル関係になります。怖がらせ屋としての才能にあまり恵まれないマイク。才能はあるが実は自信がなく、虚勢ばかり張っているサリー。

ハラハラドキドキのキャンパスライフのスタートです!

2人はどのようにして絆を築いていくのか?マイクは、自分の夢を叶えて怖がらせ屋になることは出来るのか?

才能とは?努力とは?

才能があれば成功して、才能がなければ努力をしても意味はないのでしょうか?

怖がらせ屋の名門のエリートとして生まれ、才能があるから勉強なんかしないでいいと努力しないサリー。そのために、怖がらせ方はいつもお決まりで周りからも見放され…こんなの何の意味もないですよね。

才能ってそもそも自分の為に使っていいものだけど、このときのサリーはまったく自分の為になっていません。せっかく持って生まれたものなのだから、使い方を間違ってはいけないということです。

一方で、可愛い見た目がコンプレックスのマイクは、サリーに「怖がらせ屋になるには無理がある」と言われてしまいます。ですが誰よりも勉強し、努力を重ねて自信をつけていくんです!

勉強して努力して自分に自信をつけること、そして周りの見る目を変え信頼を得ること、それこそがマイクの隠れた才能なのではないでしょうか。

2人の成長と友情(ネタバレあり)

サリーをチームメンバーに加え、マイク率いる「ウーズマ・カッパー」は怖がらせ大会で優勝しますが、サリーの機械操作によるいかさまだったことが判明します。
マイクの為にやったことでしたが逆にマイクを傷つけてしまうことに…。

自分の力を証明する為にマイクは人間界への扉を勝手に開けてしまいますが、子どもはまったく怖がらず窮地に陥ります。そこへ扉のバリケードを破ったサリーが!!
子どもからなんとか逃げたマイクを見つけ、本当は自信がないんだと自分の弱さを打ち明けます。
自分の弱さを打ち明け受け入れることで、サリーはひとつ成長したんです。

ここでマイクはこれまで勉強して得た知識を活かし怖がらせプランを立て、サリーは本領を発揮!ここのサリーがそれはもうはちゃめちゃにかっこいいんです!
扉を破壊するほど人間を怖がらせ、モンスターの世界へ戻りますが、2人は退学になってしまいます。退学になった2人ですが、ここで学長から認められるんですね。

ここでも自信をつけ成長した2人は、郵便係としてモンスターズ・インクで働き始め優秀な成績を残し、その後サリーは怖がらせ屋に、マイクはサリーのアシスタントに。

マイクの怖がらせ屋になるという夢は叶わなかったけど、自分の適性を見つけ、親友になったサリーとのチームプレイで、モンスターズ・インクで働くという夢は叶いました。
才能があっても努力しなければ意味はなく、努力しても必ずしも成功できるわけではないが、誰にでも適正があり、それを見つけられればどんな形であれ成功はつかめるということを教えてくれます。

超主観的感想

前作と比べて劣るという声も多いこの作品ですが、私は正直こっちのほうが好きです!

ディズニー映画にありがちな夢は必ず叶うハッピーエンドだけではなく、努力してもできないこともあるという理想と現実、挫折、そして夢を打ち砕かれる。
でもそんな学生生活の中でぶつかり合える親友と出会い、適正と自分だからこそできることを見つけていく。
自分の適性を見つけること、そして友達の大切さを教えてくれる映画です。
大人になってからこの作品を見ましたが、大人も共感できる内容になっているように感じました。

そしてこのシリーズではマイクの人気がやや高いように思いますが、私はこれを観てサリーが大好きになりました!
初めは態度が大きくて少しイラっともしますが、実は不器用なだけで、繊細で友達想いの優しいモンスター。こういう人いますよね。
マイクと2人で扉から出る為に本領発揮するサリーがとっっってもかっこいいんです!
これを観ると、大きくて強くて優しくてふわふわなサリーが大好きになると思うので、まだ観たことがないという方は是非一度見てみてください!

タイトルとURLをコピーしました