ターミネーター:ニューフェイトを観るには
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ターミネーター:ニューフェイトあらすじ(ネタバレなし)
メキシコシティの自動車工場で働く女性・ダニーがターミネーター“REV-9”に襲われる。未来から送り込まれた強化型兵士・グレースに助けられた彼女は、REV-9の追跡を逃れハイウェイへ。そこにターミネーターを宿敵として生きてきたサラ・コナーが現れる。
感想とネタバレ
※警告!!
ここから先はとんでもないネタバレを含みます。
いいんですね?いきますよ?
では、スターッツ!!
先ず初めにお伝えしておきますが、私は根っからのターミネーターフリークです。シリーズの中でも特に「ターミネーター2」に関しては私の人生のバイブルといっても過言ではないぐらい大好きな作品であり、私の今まで見てきた映画の中で史上最高傑作だと思っています。ターミネーターはこれまでいくつものシリーズが出ており、そのどれもが素晴らしい作品ですが、「ターミネーター2」は別格です。おそらく通算50回以上は繰り返し見ていると思います。それぐらい好きなんです。もうね、あの最後のシーンでシュワちゃん扮するT‐800がサムズアップしながら溶鉱炉に沈んでいくのは何回見ても泣けます。。ごはん3杯いけます。
・・・っと、私のターミネーター2愛で記事が終わってしまいそうなので、話を戻しますが、今回の「ターミネーター:ニューフェイト」、なんとその「ターミネーター2」の正当な続編とプロモーションと謳われてたんですね!(※あれ?3、4は出てたはず…?)しかもですよ?あのターミネーターの生みの親、ジェームズ・キャメロン監督自らがそう話しているんです!キャメロン監督も製作総指揮で帰ってきます!しかもしかも!シュワちゃんに加えて、タフでカッコいい女性の代名詞「サラ・コナー」役のリンダ・ハミルトンもカムバック!それから人類の救世主になる「ジョン・コナー」役のエドワード・ファーロングもスクリーンに帰ってくるというからもう期待値MAX!!
これぞまさに、真のI’ll be back‼
ってな具合で、公開当日はテンションアゲアゲで映画館まで行きました(笑)
さて、そろそろ本題の「ターミネーター:ニューフェイト」を観た感想に移りましょう。
結果から話します。
人生で初めて開いた口が塞がらない体験をしました。
いや、だってね…もう序盤でさ…
ジョン・コナー殺されてんじゃん!!
マジで開いた口が塞がらなかったです。T-1000を倒して親子水入らずで過ごしてた矢先、別の場所に送られてきた別のT-800に見つかって、サラ・コナーの制止も空しく、ショットガンで胸を撃ち抜かれて殺されました。。。スカイネットは何体も同時期にターミネーターを送り込んでいたんだそうです。
ここで正当な続編て意味が良くわかりました。そう、ジョンが殺されたのは時系列的にターミネーター2が終わった直後・・・
お分かりいただけただろうか?
そうなんです、3以降の作品が無かったことにされてるんです・・・。いや、もうここまでくると清々しいよ!むしろ私はこういうの好きだよ!!
という感じで冒頭から出鼻を挫かれ、危うくサムズアップしながら映画館で撃沈するところでしたが、そこはターミネーターシリーズへの愛で耐え、すべて本編を無事に見終わりました。
全体的な感想としてはストーリー構成もしっかりしていて、アクションもキレがあり、見ていて飽きませんでした。素直に面白かったです!今回は新キャラの「Rev‐9(レブナイン)」という敵のターミネーターがヒロインのダニーを執拗に追いかけます。この「Rev‐9」、ターミネーター2で出てきたT-1000の液体金属性能タイプと強化骨格(エンドスケルトン)タイプが合わさったターミネーターで、液体金属部分とエンドスケルトン部分がそれぞれ独立して動きます。
・・・いや、それ反則じゃね?
そして、そのダニーを守るために未来から送られてきたのがグレースという女性戦士。彼女は人体に改造を施した所謂強化人間。普通の人間よりも強いですが、ターミネーターよりは弱いです。
いや、グレース一人でどう守んのよ?!
と思いましたが、序盤にサラ・コナーが、中盤からあのT-800が助っ人に入ります!シリーズの二大巨頭!!この二人がいれば鬼に金棒です。でもこのT‐800、序盤でジョンを殺した張本人なんだよね。。。作中でサラはジョンが殺された後、ずっとターミネーター狩りをしていたらしいんだけど、そのターゲットがタイムトラベルしてくる場所をメールで知らせていたのがこのT‐800。長い間、人間社会に溶け込み様々なことを学んだT-800は、「サラからジョンを奪った」ことの重大さに気づき、ターミネーターを狩らせることで生きる意味を与えていたらしい。そして今回も、自分が犯した罪の贖罪のためにサラ、ダニー、グレースの力になることを申し出ます。
いい奴やん・・・
でも、サラは・・・
「この戦いが終わったらあなたを殺す」
もうね、ターミネーター2好きの私にとって、このセリフをサラが別のタイプとはいえT-800に放つのは複雑かつ心が痛くなりました。
けれど、一度守ると決めたT-800は歴代のマシンと同様、どんな攻撃を受けても怯むことなくみんなを守り続けた姿に、私はあの頃(ターミネーター2)のT-800が「戻ってきた」と感じました。
執拗に追いかけるRev-9の猛攻を何とか退けながら、一行はやっとの思いでRev-9を追い詰めます。ですが、その過程でグレースは命を落とし、T-800もRev-9ととともに消滅しました。(倒すための最後の武器がグレースの体内にある大電力パワーパックで、それをダニーが取り出したためグレースは命を落とした※取り出すのはグレースが懇願、指示した。T-800はパワーパックを埋め込まれて藻掻くRev-9を押さえつけてそのまま一緒に消滅した(溶けた)。)
ジョン・コナーの死は、あまりにも衝撃的ではあったけど、見終えた後には妙に納得感があり、短いシーンではあったけど、この物語にとって必要不可欠な要素であると思いました。アクションも度肝を抜くものばかりで、なおかつバランス良く散りばめられているため、中だるみせずに最後まで見れる作品です。ストーリーも前作、前々作の流れを壊さぬよう、それでいて全く新しい切り口から入っているので、見てて新鮮でした。
シリーズのオマージュもあり、歴代のファンならニヤッとすること間違いなし!
一見の価値ありです!!
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