「スパイダーマン ホームカミング」を無料試聴する方法
リニューアル版「スパイダーマン ホームカミング」を無料視聴するのに一番いい方法は…
はじめに
「スパイダーマン」やマーベルコミックヒーローが登場している「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)については、本文MCUのでリンク先をご参照下さい。
「スパイダーマン ホームカミング」(略してホムカミ)の概要やあらすじ、ネタバレ記事と、「スパイダーマン・スーツ」と「アイアンマン」については、本文ホムカミ・スパイダーマン・スーツのリンク先をご参照下さい。
「朝ドラ」要素満載の「スパイダーマン ホームカミング」
「ホムカミ」を一言で例えるなら、「朝ドラ」テイスト満載の映画だと言えるでしょう。NHK「朝ドラ」の基本的なあらすじは、誰もが応援したくなるようなヒロインが悩みつつも、サブキャラと関わりながら夢を叶えていく展開です。
これを「ホムカミ」に当てはめると、誰もが応援したくなるようなヒーロー(ピーター)が悩みつつも、サブキャラ(トニーやネッドなどなど)と関わりながらヒーローとして成長していく展開となります。
しかし、ヒロインと関わるサブキャラが、道徳観念を振りかざすだけでは物語は盛り上がりません。例えば、「意地悪なキャラが実はイイ人だった」「地味キャラだったはずが意外と役に立つ」などのギャップがヒロインを際立させ、物語を盛り上げていくのです。
「スパイダーマン ホームカミング」のピーターの親友ネッド
「名探偵コナン」の元太を彷彿させるような肥満体型のネッド・リーズは、ピーターのクラスメイトで親友です。ピーターと温厚なネッドは、オタク気質のある者同士として気を許し合える間柄です。
ピーターが「スパイダーマン」と知ってからのネッドは、「地味キャラだったはずが意外と役に立つ」面が徐々にクローズアップされていきます。
勉強ができるネッド
ピーターたちが通うミッドタウン高校の詳細は、不明ですが名門校のようです。校内のシーンで、ドローンを校内で飛ばしている生徒が注意を受けたことから理系に特化した学校かもしれません。良く言えば温厚、悪いく言えばボーっとしているネッドは、名門校の学力コンテストのメンバーであることから、学力レベルは上位クラスだと伺えます。
ピーターの正体を知ったネッド
パトロールを終えたピーターこと「スパイダーマン」は、誰にも気づかれないように壁を上って窓から自分の部屋入ろうとした時、自分を待っていたネッドと遭遇してしまいます。
先輩スパイダーマン達の正体がバレる場面は緊張感MAXですが、「ホムカミ」では「えっ!!、バレちゃったよ」というゆるゆるな感じです。
「イスの人」になりたいネッド
ピーターから「スパイダーマン」になった経緯を聞いたネッドは、「イスの人になりたい!!」と言い出します。ネッドが言う「イスの人」とは、「危機に陥ったヒーローをITキルで助ける人」のことだそうです。
「イスの人」で連想するのは、日本でもお馴染みの海外ドラマ「クリミナル・マインド」のペネロープ・ガルシア嬢です。ネッドと同じぽっちゃり系のペネロープは、ITスキルを生かして現場の仲間のフォローしています。
「イスの人」として活躍するネッド
「スパイダーマン」の「イスの人」に立候補したネッドは、トニーにより保護されていた「スパイダーマン・スーツ」の性能を見つけ出します。手柄を挙げたいピーターからその性能を解除しろと言われたネッドは、一旦は拒否するものの「イスの人」になりたいがためあっさりと解除していしまいます。
「ホムカミ」のクライマックスでネッドは、念願だった「イスの人」として活躍するチャンスが到来します。「アイアンマン」ことトニーの言いつけを守らず、やり過ぎてしまったピーターは「スパイダーマン・スーツ」を没収され、ヒーロー無期限処分となります。
謹慎処分の身でヴィラン(悪党)を追跡するピーターですが、「スパイダーマン・スーツ」無しの状態でお馴染みの特殊能力だけは限界があります。そこへ登場した「イスの人」ネッドはハッキングスキル駆使して、孤立無援のピーターをフォローします。
校内のパソコンを使ってピーターをフォローしているネッドの前に、突如、先生が現れます。本当のことを話すことが出来ないネッドは、「エロ動画を見てました」と言います。ここまでフォローできれば、ネッドは立派な「イスの人」です。
原作「スパイダーマン」のネッド
原作のネッド(上記画像左側)もピーターの友人なのですが、ヴィランに囚われ洗脳され、最後には殺害されるという悲劇的な展開となっています。MCUシリーズのネッドが、そんなこと展開にならないことを祈っています。どちらか言えば、上記画像右側のぽっちゃりしたマイルズを三次元変換したらネッドになるような気がします。
「スパイダーマン ホームカミング」ピーターのクラスメイトたち
アメリカは日本のような単一民族ではなく、多種多様な人種で構成されています。しかし、かつてのハリウッド映画では主要な役は白人が占めていたような気がします。多様性が認められつつある21世紀、「ホムカミ」はそんな時代の空気を取り入れています。
ネッド役のジェイコブ・バタロンはフィリピン系のアメリカ人で、MJ役のゼンデイヤはアフリカ系アメリカ人とオランダ系アメリカ人の系譜など、ピーターのクラスメイトは多種多様な人種で構成されています。
個性的なヒロイン MJ(ミシェル・ジョーンズ)
原作におけるヒロインMJは、ピーターの最愛の人という設定です。トビー・マグワイヤ版もそれに準じていますが、「ホムカミ」でのMJは、対人スキルが低く皮肉屋で、いじめられているわけではないが少々クラスメイトから浮いた存在です。
学力コンテスト・チームの一員であるMJは、学校で習う通り一遍の知識だけでなく博学な面があるようです。友達はいないと自虐気味なMJは、「ホムカミ」のラストで学力コンテスト・チームの新キャプテンに選ばれたことで仲間ができ嬉しかったようです。
浅倉南タイプのキャラ リズ・トゥームス
原作におけるエリザベス(リズ)・アラン(名字は違いますが)は、クラスメイトのピーターに惹かれていくという設定です。「ホムカミ」のピーターが想いを寄せるクラスメイトのリズは、「タッチ」の浅倉南タイプのような学校のマドンナ的なキャラです。
浅倉南が優等生の上杉和也ではなく上杉達也を選んだように、リズは何となく意識していたピーターからの「ホームカミング」のパーティーの誘いに応じます。しかし、ピーターこと「スパイダーマン」が犯罪集団のリーダーであるリズの父親を捕まえたことで、二人の関係は発展する前に自然消滅となります。父親の裏の顔を知ってしまったリズは、ピーターに別れを告げ転校します。
ジャイアンからスネ夫タイプのキャラへ フラッシュ(ユージン・“フラッシュ”・トンプソン)
原作におけるフラッシュは、「ドラえもん」のジャイアンのようにピーターをいじめる定番キャラで、トビー・マグワイヤ版やアンドリュー・ガーフィールド版もそれに準じています。「ホムカミ」のフラッシュは、スネ夫のようなお金持ちでピーターに嫌味を言うのが生きがいのキャラです。
物語のクライマックスでピーターこと「スパイダーマン」は、ヴィランを追跡するためにフラッシュの高級車を拝借するのですが、不慣れな運転技術だったので高級車は無残な姿となってしまいます。
「スパイダーマン ホームカミング」を支えるサブキャラたちとは
「ホムカミ」におけるピーターのクラスメイトは、原作のキャラクター設定を生かしながら現代風にアレンジされています。ミドルエイジがメインのMCUシリーズで、10代の生き生きとした彼らの存在が「ホムカミ」をひと際輝かせているのではないでしょうか。
無料で観るお勧めはU-NEXT
主役だけでなくサブキャラも魅力的な「スパイダーマン ホームカミング」を無料試聴できるお勧めはU-NEXTです。