こちらでは、皆さんもきっと気になったであろう、学園の落ちこぼれから怖がらせ屋のエースになった、サリーについてご紹介していきましょう!
本編の内容をまだ知らない方はまずこちらをチェックしてください♪
サリーの誕生秘話とこだわり
サリーは始め、熊をモチーフに描かれました。
え、全然可愛くない!と誰もがそう感じると思いますが、初期案ではこんな姿だったんです。今の姿とはまったく違いますよね。そもそも熊というか…蛸というか…
しかしこれでは子どもたちに好きになってもらえないということで試行錯誤を重ね、今のサリーになりました。この姿のまま映画化されていたら…と思うと少しゾッとしますね…絶対好きになってないと言うか映画すら見なかったかもしれません(笑)
映画の中でのサリーは大学生、1作目よりも若くなっていますよね。
設定では18歳だそうです!
では、そんな1作目と2作目のサリーの違い、皆さんは知っていますか?
1作目「モンスターズ・インク」のサリー
2作目「モンスターズ・ユニバーシティ」のサリー
お分かりいただけたでしょうか?
学生のサリーは服を着ているので少し分かりにくいかもしれませんが…まず注目していただきたいのが頭です。角は少し短く、学生ならではのおしゃれでしょうか、頭頂部の毛がぴょこんと立っています!
そして何よりも体格が違うんです!18歳の頃のサリーは少しスマートですが、大人になったサリーは日頃の鍛錬の成果か、かなりがっしりしているんです!
ふわふわでさらっさらなサリーの毛並みも、学生時代はまだ成長途中だったんですね。
よ~く見なければ気づかないような違いですが、こんな細かいところまでこだわりが詰まっているんです!
実は他作品にもこっそり出演していた!
ディズニーやピクサーの作品には、他の作品からいろんなキャラクターがこっそり隠れていたりしますよね。
実はサリーも、ある作品にこっそり出演していたんです!
まずは2006年に公開された「カーズ」のワンシーンです。
「メーターの東京レース」のシーンでモンスタートラックとして一瞬だけ登場します。
またエンディングでも、パロディー映画「モンスター・トラック・インク」として登場するのです。
そしてさらに2012年に公開された「メリダとおそろしの森」にも出演していました。
こちらは「カーズ」よりもはっきり、とあるワンシーンに木彫りの絵柄として登場します!
言われてみれば「たしかに!」ですよね!
一部では、メリダは大きくなったブー(1作目「モンスターズ・インク」に登場)なもではないかという憶測も流れています。信じるか信じないかは…。
サリーの一番の魅力といえば
魅力たくさんのサリーですが、一番はそう!やっぱり何と言ってもあの魅惑のふわっふわの毛並みではないでしょうか!誰もが一度は「モフりたい!」と思ったはず!
1作目が製作された2001年頃はまだCG技術がそこまで進んでいなかったため、当時は約200万本あるサリーの毛を描くのに1コマ12時間もかかったそうです。
しかしそれから12年たって製作された2作目では、CG技術の進歩により、サリーの毛は約5倍にまで増量し、さらにふわっふわになったのです!
毛に光が当たったときの描写と動きのリアルさは本当に何回見ても圧巻ですよね!
またこの技術の進歩により、アートのように同じく毛むくじゃらのモンスターを、同じ画角で同時に動かせるようにもなったんです!
アートの毛並みや動きも本当にリアルですよね。技術の高さに圧倒されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
1作目と2作目とではサリーの性格だけでなく見た目も微妙に変わっているんです。
でもどちらのサリーも本当に魅力的ですよね。
言葉だけではまだまだサリーの魅力は伝えきれないので、まだ観たことがない方はもちろん、観たことがある方も、是非何回でも観てみてください。
1作目を観て2作目を観るのはもちろん、2作目を観てから1作目を観直すのも面白いと思います。
モンスターズシリーズを観るには