「スパイダーマン ホームカミング」を無料試聴する方法
ピーターとバルチャーの新旧対決が堪能できる「スパイダーマン ホームカミング」を無料試聴する方法は、
はじめに
「スパイダーマン ホームカミング」は「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の一作品となっていますので、詳細は本文のMCUのリンク先をご参照して下さい。
「スパイダーマン ホームカミング」のバルチャーとは?
良き家庭人がなぜ犯罪に手を染めたのか?
MCUシリーズ「アベンジャーズ」で、エイリアンとの大決戦の場となったニューヨークは瓦礫の山となっています。残骸処理会社の経営者エイドリアン・トゥームスは、この瓦礫の山の撤去作業をするはずだったが、ダメージコントロール局が引き継ぐこととなり失職してしまいます。
家族や従業員を守るためエイドリアンは、政府に隠れてエイリアンが残した未知の残骸をリサイクルしてハイテク兵器を作り出し従業員と共に密売業を始めます。エイドリアンって元々は、ドラマ「下町ロケット」に出てくるような地道に努力するタイプの経営者だったと思います。
密輸業、上手くいっていたはずが…?!
ハゲワシ類・コンドル類の俗称である「バルチャー」は、日本語だとハゲタカになります。エイリアンの残骸から作られたであろうウイング・スーツを身に付け、エイドリンは夜な夜な瓦礫の山を漁ります。その姿はまるで死骸を漁る「バルチャー」のような姿であることから、エイドリアンは「バルチャー」とも呼ばれているようです。
密売業は軌道に乗り、警察やFBIに知られることなく8年の月日が流れます。そんな「バルチャー」たちの前に、ヒーロー初心者マークのピーターこと「スパイダーマン」が突如現れます。バルチャーは「スパイダーマン」をという存在を認知していませんでしたが、何度か応戦する内に目障りな存在となっていきます。
「スパイダーマン」VS「バルチャー」 ガチンコ勝負の行方は?
その目障りな「スパイダーマン」が、愛娘リズの「ホームカミング」パーティーの同伴者として現れます。この時点でのバルチャーは、「スパイダーマン」=ピーターとは知らないのですが、ピーターはリズの父親がバルチャーだと知り動揺しまくりです。娘の彼氏候補に良き家庭人として接するバルチャーは、リズの言動からピーター=「スパイダーマン」だと直感します。
バルチャーから追及を必死でゴマしているピーターでしたが、「スパイダーマン」であることがバレバレです。家族を守るのに必死なバルチャーと、特殊能力はあるけど青二才のピーターとでは覚悟が違います。これ以上手出しをするなと、睨みを利かせたバルチャーから「ホームカミング」パーティーに送り出されたピーターでしたが、どうしてもパーティーを楽しむ気にはなれません。
ピーターは好きな娘の父親を捕まえることに罪悪感がありながらも、バルチャーの犯罪を何としても食い止めようとします。バルチャーは青二才だと思っていたピーターが、ヒーローとして覚醒しつつあることに気づいていなかったのです。
「スパイダーマン ホームカミング」のバルチャー役のイケおじのマイケル・キートンってどんな人?
マイケル・キートン、コメディ出身の俳優
「ホムカミ」のバルチャー役のアメリカ人俳優マイケル・キートンの出発点は、俳優ではなくスタンダップ・コメディアンだったようです。第一線を張っている俳優の中でも、コメディアンからスタートしている方は多いようです。
日本におけるお笑いから俳優への代表格としては、MCUシリーズのニック・フューリー役の吹替えをしている竹中直人さんが挙げられます。マイケル・キートンのいぶし銀さは、コメディアン時代の経験が生かされているのでしょう。
スクリーンデビューから現在まで
マイケル・キートンのスクリーンデビューは、ハリウッドのヒットメーカーとして知られるロン・ハワード監督新人時代の映画「ラブ IN ニューヨーク」(1982年)です。スクリーンデビューした映画で、カンザスシティ映画批評家協会賞助演男優賞受賞しています。同監督の日米経済摩擦をテーマにしたコメディタッチの映画「ガン・ホー」(1986年)では、日本人俳優の山村聡さんと共演しています。
「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)で知られるティム・バートン監督のホラーコメディ映画「ビートルジュース」(1988年)では、全米映画批評家協会賞主演男優賞受賞しています。コメディアンから俳優に転身した人は、演技の基礎が備わっているようです。
マーベル・コミックの前に、DCコミックのアメコミヒーロー
マイケル・キートンは「ビートルジュース」に続き、ティム・バートン監督によるDCコミックの「バットマン」2作の実写映画(1989年・1992年)で、初代ブルース・ウェインを演じています。
コミック実写化に賛否両論という世界共通の通過儀礼を経て、マイケル・キートン版「バットマン」はファンに受け入れられます。「バットマン」は世界的に大ヒットし、マイケル・キートンはハリウッドスターの仲間入りを果たします。ちなみにDCコミックとは、マーベル・コミックと同じくらいの凄いアメコミ出版社です。
「バットマン」のブルース・ウェインも、「アイアンマン」のトニー・スタークと同じぐらいの莫大な資金を駆使して、架空の都市ゴッサム・シティで悪党と日夜戦っています。ヒーロー活動ってお金が必要なんですね。
俳優マイケル・キートンの代表作
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)で主演のマイケル・キートンは、アカデミー賞をはじめ数々の映画祭でノミネートや受賞ととなっています。作品の方も同じくノミネートや受賞となり、マイケル・キートンの代表作と言えるでしょう。
この作品はヒーロー映画で栄光を手にした後、転落していった男の心の内を描いています。リアルでのマイケル・キートンも、アメコミヒーロー「バットマン」で栄光を手していますが、お決まりのキャストに捕らわれることなく現在に至っています。しかし俳優として、この主人公に共感する面があったのかもしれません。
俳優以外の活動は?
ハリウッドスターとして不動の地位を築いたマイケル・キートンは、主演映画「クリミナル・サイト/ 運命の暗殺者」(2009年)で監督も務めています。声優として人気アニメ作品に出演しており、クールジャパンのジブリアニメ映画「紅の豚」(2005年)英語版で、外見が豚の訳アリ主人公ポルコを担当しています。本家の森山周一郎さんも渋かったですが、マイケル・キートン版も渋そうです。
ピクサー映画「トイ・ストーリー3」(2010年)では、バービー人形のボーイフレンドであるチャラ男なケン役を担当しています。こちらは、渋そうなイメージとは真逆のような気がします。
俳優マイケル・キートンのポリシーとは?
映画がヒットすると続編が制作されるのは世の常で、マイケル・キートンはハリウッドの“二匹目のドジョウを狙う“的な考え方を受け入れられないようです。シリーズものへのオファーがあっても、良質でない限り断るのがポリシーのマイケル・キートンが「ホムカミ」に出演したのは、MCUシリーズが良作だと評価されたからではないでしょうか。
最後に
「スパイダーマン ホームカミング」(略して「ホムカミ」)の悪役をメインにした今回の記事は、「ホムカミ」のあらすじ概要やネタバレ記事と並行して読んでいただければ面白さが倍増すると思います。本文の「ホムカミ」にもリンクを張っているので、そちからかもクリックして下さい。
MCUシリーズ「スパイダーマン」を演じたトム・ホランドについては、トムホをクリックして下さい。
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